純烈・友井雄亮の“DV報道”、二転三転するマスコミ対応の裏に「芸能界のドン」の影
1月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、ムード歌謡グループ・純烈の友井雄亮による女性スキャンダル。当初、運営サイドは5人揃っての記者会見を予定していたが、突然「後日に改める」と発表、さらにはオフィシャルサイトに掲載した公式コメントも削除するなど、二転三転の対応を見せているが、その裏には“芸能界のドン”の影がチラついていたという。
「文春」記事には3人の女性が登場しており、不貞行為にDV、既婚女性との不倫関係など、壮絶な内容がつづられている。DV被害者であり、友井との子どもを流産してしまったというA子さんは、「今後一切接触しない」という誓約書を、友井と交わしているのだという。
「記事概要がWebで配信された10日午後の時点で、純烈の所属レコード会社・日本クラウンは、記者会見の時間と場所までマスコミに指定していました。ところが、当日夕方に突然『会見は後日改める』との軌道修正が入ったんです。さらに、オフィシャルサイト上で発表した『記事の内容につきましては、すでに解決にはなっております』というコメントも、直後に『解決済みであるとする事実と異なる部分がございましたので、削除させていただきました』と、修正されてしまいました」(テレビ局関係者)
この不手際が目立つ対応は、クラウンと所属事務所・G-STAR.PROとの“連携ミス”が原因と言われているようだ。
「クラウン側としては、報道を全面的に認め、即謝罪することで、スピード解決を狙っていました。同日にはNGT48の警察沙汰騒動、また翌日には吉田沙保里の引退会見と、大きいニュースがひしめいていたことも、火消しに有効と考えたのでしょう。しかし、対する事務所側は『対応は慎重にいきたい』というスタンスだったようです」(週刊誌記者)
小規模プロであるG-STARが、老舗レコード会社の提案を反故にした背景には、バーニングプロダクションの意向もはたらいていたと見られているという。
「実は各メディアに対して、記者会見の中止を連絡してきたのは、バーニングの幹部なんです。これだけでも、純烈のバックには“芸能界のドン”こと周防郁雄バーニング社長がついていると見えるだけに、メディア側も少なからず腰が引けてしまったようですね。とはいえ、報道自体にストップが掛かっているわけではないので、すぐさま事態が沈静化するというわけでもなさそうですが」(同)
事態のスピード収束をあえて選ばなかった純烈とバーニングだが、果たしてこの選択は正解だったのか。記者会見の再セッティングは、いまだ完了していない様子だが、その答えは会見以降に明らかとなっていくことだろう。