ジャニーズ事務所、極秘の“Jr.内部資料”流出……スタッフは疑心暗鬼も「犯人はすでに特定」?
昨年末、ネット上にジャニーズ事務所の“内部資料”が流出した騒動について、マスコミ関係者がこぞって取材を進めているという。その資料は、ジャニーズJr.の2019年年間スケジュールなど、本来であれば表に出るはずのないものだが、事務所関係者によると「資料は本物」なのだとか。当然、ジャニーズ内ではすぐさま犯人探しが行われ、この問題は「すでに解決してる」というが……。
問題の資料は、3点ほどの画像データで、SixTONESらJr.ユニットの7組の2019年年間スケジュールのほか、2020年の東京五輪に向けたプロジェクトや、「ISLAND TV」なる有料サイトの構想についてなど、具体的な情報がいくつも書かれていた。
「一部週刊誌が、年明けのタイミングで、この資料について詳報するという情報がマスコミ界隈で飛び交い、ほかにも複数の社がデータの真偽について関係各所に確認を取っていました。ジャニーズサイドは、資料が本物であることを認めていましたが、むしろそれ以上に懸念しているのは、情報を漏洩させた“犯人”の正体についてだったようです」(週刊誌記者)
資料が本物だとすれば、疑われるのは外部からのハッキング、あるいは内部犯による漏洩だろう。当初からジャニーズ内では、後者が疑われていたという。
「しばらくは多くのスタッフが、『もし自分が疑われていたらどうしよう』『自分が関わっている人間の犯行だとすれば、業務に多大な支障が出てしまう』などと、疑心暗鬼になっていたようです」(ジャニーズに近い関係者)
また、流出した画像データは、「ファンの想像をかき立てようとしたのか、いくつかの箇所が黒く塗り潰されていた」(同)といい、ネット上では「犯人は内部の愉快犯」を指摘する声が出ていた。
「伏せられていたのは、新グループや作品の名称などと考えられています。恐らく、データ流出の影響で、計画自体が頓挫してしまうことは避けたかったのではないでしょうか。すでにジャニーズ内では『問題は解決している』そうで、つまり犯人を突き止めた上で、何らかの処分も下されたということなのでしょう」(同)
こうして、一連の流出騒ぎは収束を迎えたというが、それでもジャニーズサイドの管理責任を問う厳しい声も聞かれる。
「今回は“ボヤ騒ぎ”程度で済んだかもしれませんが、所属タレントによる不祥事などと同様、ファンを悲しませないためにも、二度とこんなことが起こらない体制づくりに励んでもらいたいものです」(芸能プロ幹部)
今回の情報漏えい事件が、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないことに期待したいが……。