「英語話せないってなんで?」「微笑ましいバカ」海外留学した芸能人の“その後”
近年、ウエンツ瑛士、Hey! Say! JUMP・岡本圭人など、芸能人の海外留学が続出している。日本を離れた土地で単身生活を送る決意は立派だが、留学を終えた先に待っているのは、華々しい成功とは限らない。過去に留学した芸能人は、その後どのような道を歩んでいるのだろうか。
2017年、ピースの綾部がハリウッドを目指して渡米。現在はニューヨークからインスタグラムを通じて情報を発信している。しかし、「コメディアンを目指す」と宣言したのにもかかわらず、英語ができないこともあり、なかなか成果が上げられない様子。
「19年1月5日放送の『訳あって…東京に住むのヤメました』(日本テレビ系)にVTR登場して語ったところによると、ネット配信番組や日米交流イベントのゲストとして出演したり、アーティストの日本語指導を仕事として行っているんだとか。新ビジネスも手掛けているそうで、帰国は考えていないと断言。番組を見たネットユーザーからは『ほんとウザかった。でも行動力は認める』『ペラペラふわっと生きてるね~』『1年以上いて、いまだに英語話せないって何しに行ってるの』などの声が上がっています」(芸能ライター)
同じく芸人ながら海外に留学した経験を持つのが、なかやまきんに君だ。
「06年に『筋肉留学』と称し、ボディビルダーの聖地、ロサンゼルスに渡りました。留学中は現地でネタを披露し絶賛を受けたといい、08年にも再度留学しています。しかし二度目の留学中、一時帰国したなかやまは、留学前よりも体の線が細くなっていたそうで、芸人仲間のなだぎ武は当時のブログで『振り返った背中も寂しげ』『今はまるで同情を欲している様だ』となかやまの印象を書いています。なだぎが何を聞いても、『アメリカは恐ろしいところだ』としか言わなかったそう。3年間の留学後、11年に帰国し、現在もお笑い芸人として活動していますが、売れっ子とはいえない状況。ただ、ネット上では『アメリカの頃より元気みたいで安心』『微笑ましい筋肉バカだと思う』といった優しい声が上がっています」(同)
一方、留学後に活動が軌道に乗ったのは元KAT-TUN・赤西仁だ。
「06年に語学を学ぶためとしてロサンゼルスに留学。その後、当時所属していたジャニーズ事務所を退所して本格的なソロアーティストとして活動し始めました。留学の甲斐あってか、13年にはハリウッド映画『47RONIN』に出演。全編英語のインタビューに応じるなど、留学で確実に英語力を磨き、立派な活躍を見せるまでになったようです」(同)
海外で得られるものは人それぞれ。留学後にどうなるかは本人の資質とやる気次第なのかも知れない――。