『田中圭24時間テレビ』完走も「『おっさんずラブ』引っ張りすぎ」「出る出る詐欺やめて」の声
12月16日、インターネットテレビ局のAbemaTVで、特別番組『田中圭24時間テレビ~24時間生放送しながらドラマは完成できるのか?!~』が放送された。同番組は、田中が“本人役”として出演し、さまざまなゲストを迎えながら24時間でのドラマ制作に挑戦する生放送番組。総勢30名以上のゲストが登場し、最初のシーンは『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で共演していた吉田鋼太郎からスタート。予定より放送時間が50分延長されたものの無事完走を遂げたが、ネット上では「『おっさんずラブ』を引っ張りすぎでは?」といった辛辣なコメントも見受けられた。
「田中は、俳優としての経歴は長く、脇役としてさまざまなドラマに出演してきましたが、本格的にブレークしたのは、今年4月から6月にかけてテレビ朝日系で放送された連ドラ『おっさんずラブ』で主役を演じたのがきっかけです。ただ、終了から半年たった今でも、田中は『おっさんずラブ』で演じた春田創一こと“はるたん”の印象が根強くあるようで『このドラマの一発屋になりそうで怖い』という声も聞こえ始めています」(芸能ライター)
同番組は、吉田以外にも、和田アキ子や吉田羊といったさまざまなゲストが登場するといった触れ込みで、公式Twitterにキャストが随時発表されていたが、それが一部の視聴者から「出る出る詐欺だ」と批判される事態ともなっていた。
「AbemaTVで放送された内容を記事配信しているニュースサイト・AbemaTIMESのTwitterが、『おっさんずラブ』に出演していた林遣都の名前にハッシュタグをつけて、同番組の宣伝をツイートしていたんです。公式Twitterからのツイートではないものの、同じAbemaの関連サイトからとあって、一部のネットユーザーの間で『出ないのにタグ付けるのってどうなの?』『出るって勘違いするからやめて』『“出る出る詐欺”だよね』と、制作側に対し批判の声が上がっていました」(同)
また、この特番自体『おっさんずラブ』とは関係ない内容であるにもかかわらず、ドラマタイトルをハッシュタグでツイートしていたことにも「やり方が露骨」と反感を買っていた。
アンチが増えているのは知名度が上がった証でもあるが、今回はAbemaTVがテレビ朝日出資ということもあってか、過剰な『おっさんずラブ』推しに辟易した視聴者も多かったよう。ブレークした番組名への便乗は悪いことではないが、番組制作においては、タレント自身の素材で勝負するよう努めてもらいたいものだ。