「木村拓哉はついてない」お正月番組『さんタク』めぐり、マスコミ関係者がため息漏らすワケ
木村拓哉と明石家さんまが出演する、お正月の恒例バラエティ番組『さんタク』(フジテレビ系)。その放送発表をめぐって、マスコミ関係者が「キムタクはついてない」と、ため息を漏らす事態が発生したという。
SMAP解散後、民放テレビのレギュラー番組は一切持たず、テレビ露出は番宣以外ほとんどなくなっている木村だが、2003年スタートの『さんタク』は、19年も通常通り放送されることが判明した。
「今年、一級船舶免許を取得した木村が、クルーザーを操縦し、さんまと一泊二日の船旅に出るそうです。しかし放送の情報解禁日となった12月16日は、指原莉乃がHKT48からの卒業を発表した翌日。これにより、特にスポーツ紙での記事の扱いが、かなり小さくなってしまいました。本来なら、クルーザーのハンドルを握る木村の写真が、デカデカと紙面を飾るはずだったんですけどね……」(フジテレビ関係者)
いまや48グループで、最も知名度と影響力を持つ指原の卒業だけに、各メディアで大きく取り上げられるのは当然。最もその割りを食ってしまったのが木村だったようだ。
「『さんタク』は、今年の放送回が5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という超低視聴率で、局内に衝撃が走りました。ここ数年は、フジテレビ全体の不調もあり、視聴率はどんどん下がっていましたが、さんまのほかのお正月番組と比較しても、『さんタク』だけが圧倒的に低視聴率だったため、SMAP解散騒動の“余波”といわれていたものです」(同)
なお、SMAP解散翌年の17年放送回は、お正月ではなく4月、放送時間帯はゴールデンという異例の編成だった。
「16年末にSMAPが解散し、その直後に木村だけがバラエティ出演というのは、視聴者も違和感を覚えるだろうと、さんまの意向もあって編成が変更されたと聞きました。当時、木村はグループ解散の“戦犯”としてバッシングされていましたが、それからだいぶ時間も経過し、今年はkoki,の芸能デビューなどもあって、世間からの評価も再浮上。それだけに、『さんタク』出演にも力が入っていたと思うのですが、まさか最初からつまずいてしまうとは……」(同)
木村は来年早々、主演映画『マスカレード・ホテル』の公開も控えている。『さんタク』の不調が、本業である俳優業の足まで引っ張ってしまわないことを祈りたい。