[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-15】

マノロ、ルブタン……29足の靴がギュウギュウの「死にシューズボックス」を大掃除!

2018/12/17 19:00

【ポイント】福運を招く「玄関」のルール

 玄関は、上記の「3つのルール」を心がけたい「パワースポット」です。

 まず、たたきの上に置く靴は、1人1足が理想です。外から持ち込む汚れを残さないように「清潔」をキープします。こまめに濡れ雑巾で拭くと、さらに効果的です。

 玄関周りには、いつ災害が起きても逃げられる靴だけを残して、モノを置きっぱなしにしないこと。ガラス製品が割れて逃げられない、なんてことのないように、割れモノも厳禁です。命を守り、お金を呼び、汚れを落とすのも玄関の入り口からはじまります。

 次に、入っているモノが謎すぎる「シューズボックス」を片付けます。

 


「死んだモノ」だらけのシューズボックス

【Before】外出時にモタモタする様子が浮かびます

 靴が、ぎゅうぎゅうに押し込まれていました。これでは靴のフォルムが崩れやすく、寿命も短くなります。何を入れたかわからないビニール袋も大量にありました。

 風水では「福運の入り口に死んだモノ(※剥製、ドライフラワーなど)を置いてはいけない」ともいわれています。シューズボックスの中の死蔵品も「死んだモノ」ではないでしょうか?

 遠くの神社まで厄を祓いに行く前に、身近な玄関で厄払いを! ……ということで、中のモノをぜんぶ取り出していきます。

シューズボックスの「不始末」を解析!

【モノの仕分け】ぜんぶのモノとご対面!

 中には、29足の靴が詰め込んでありました。傘は折りたたみも含めて8本あります。ちなみに、日本は傘の消費量が世界一だそう。安価なビニール傘が、この数字を作ったのかもしれません。すっかり「捨て上手」となったEさんですから、迷わず多くのモノを手放しました。

「福運を招くシューズボックス」にチェンジ!

【After】支度がスマートにできるようになりました

 29足の靴を厳選し、18足の靴と身支度グッズを残すことにしたEさん。シューズボックスに入れてみると、すべてがピッタリ収まりました! 8本あった傘も、折りたたみ2本と長傘2本の計4本にシェイプアップできました。


 上段(写真左)のゴールデンスペース(※取り出しやすい場所)に、1軍の靴をならべました。下段は、使用頻度の低い靴を収納した箱と、身支度グッズです。扉の裏側も、フックを付ければ「吊り収納」が活用できます。

【After】箱の重ね方にも、工夫があります

 片付ける前のシューズボックスの中を分析すると、「蓋付きの箱」の存在がゴチャゴチャの原因だとわかりました。「蓋付きの箱」は、開け締めの作業が億劫になるのです。なので、ワンアクションで取り出せるように収納し直しました。

 ちなみに蓋付きの箱は、使用頻度が低いモノのみを積み重ねるようにしましょう。よく使うモノの場合は、2つまでとします。一番上に、1軍を置くのがお決まりです。

 


100均の引き出しボックスで散らかりゼロ!

【After】身支度セットも出し入れがスムーズに

 100円ショップ・ワッツのペーパーボックスを8個用意して、玄関周りに必要な小物をまとめました。ビニール袋に入っていた、お墓参りセットや雨グッズも迷うことなく取り出せます。

 小物に限らず、女性用の靴も入るサイズなので、靴箱として揃えるのもオススメです。引き出し式なので、慌てて出しても散らからず、美的収納にもなります。

キンキーブーツ (字幕版)