ヘンリー王子とメーガン妃の蝋マスク、あまりにひどい仕上がりにネット上があぜん
今年5月に挙式した英国王室のヘンリー王子とメーガン・マークル。王室の慣例にとらわれない型破りなロイヤルウェディングだったが、英国民は、泥酔してプールに落ちたり、米ラスベガスでの女性との全裸写真が流出したりとやんちゃだったヘンリー王子の成長に感激。世界中のメディアも「英国王室に新しい風を吹き込んだ」と2人を絶賛した。
そんなヘンリー王子とメーガン妃の蝋人形ならぬ「蝋マスク」が12月11日、ドイツ・ベルリンのマダム・タッソー館に登場。ヘンリー王子とメーガン妃の蝋マスクをかぶった2人の人物が、さまざまなポーズをとり、クリスマスデコレーションされた街へ繰り出す様子がマスコミにお披露目、写真や動画がネット上で公開されたのだが、そのマスクの仕上がりに、ネット上ではあぜんとする人が続出した。
同館はおそらく、スパイ映画でのマスクを使った変装シーンをイメージしたのだろうが、ヘンリー王子とメーガン妃のマスクは体に比べて大きく作られており、バランスが悪い。「ダサければダサいほどイケてる」とされるクリスマスセーターを着用していることもあって、普段のファッショナブルなメーガン妃とは似ても似つかない姿になっている。
また、現在妊娠中のメーガン妃に倣って、マスクをかぶっている人物のおなかもふっくらとしており、時折ヘンリー王子がおなかをそっと手を添えるのだが、澄まし顔のメーガン妃とはじけるような笑顔のヘンリー王子の表情はアンバランスで不気味。ネット上には、「気味悪い」「恐怖でしかない」「ひどい」「悪意を感じる」といった声が多数上がっている。
2人のマスクは、今年6月に、英オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の生放送にサプライズ登場していた。同月末には、ロンドンのマダム・タッソー館に「ライブフィギュア」としてお目見えしている。その時は、ロイヤルウェディングから間もないこともあり「ユニーク」と好意的に受け止められ、王室ファンは大喜びしていた。
今回物議を醸しているマスクは、ロンドンでお披露目されたものと同じもののように見受けられる。しかし、場所がドイツに移ったためか、「動きがエレガントじゃない。品がなく、英国王室をバカにしている」と感じる人が多かったからか、はたまたロイヤルウェディング・フィーバーから人々が完全にさめて冷静になってしまったからか、「全然似てない」と大不評。「赤ん坊が生まれたら、赤ん坊のマスクも作る気か」「これ以上、気味悪いことをするのはやめてくれ」と心配する声まで上がっている。
メーガン妃の出産予定は来春。マダム・タッソー館がロイヤルベイビーのマスクを作るのかどうか、非常に気になるところである。