「誰より腹黒い男では」『リーガルV』8話、向井理が初めて見せる裏の顔に視聴者驚愕
12月13日夜9時から第9話が放送される、米倉涼子主演の『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。視聴率は第5話まで15%越えを記録していたが、第8話は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と数字を落としてしまっている。
同ドラマは、弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉)が「京極法律事務所」を立ち上げ、大手事務所の弁護士に立ち向かっていく物語。小鳥遊はペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)やあがり症の若手弁護士・青島圭太(林遣都)など、“ワケあり弁護士”たちをスカウトし、自由奔放なやり方で法廷を支配する。
第8話では、徐々に依頼者が増えてきた「京極法律事務所」に警告書が届く。その内容は、翔子が非弁行為を行っている疑いがあり、場合によっては業務停止処分も有り得るというものだった。事務所の体制を弁護士会に知らせたのは、「Felix&Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)。翔子の存在を邪魔に感じている天馬は、所長の京極に「事務所を続けたければ、あの女を切り捨てろ」と忠告するのだった。
そんな中、天馬のもとで働く海崎(向井理)は、かつて翔子が弁護を担当していた守屋至(寛一郎)の事件を独自で調査することに。守屋はNPO法人「貧困を救う会」の幹部職員を殺害した容疑で服役中だが、海崎は会の代表・大峰聡(速水もこみち)が怪しいと睨んでいた。そして、大峰が天馬と密会している現場を目撃した海崎は、アソシエイトの白鳥(菜々緒)に天馬の毛髪を採取するよう命じ、DNA鑑定にかけることに。
一方、翔子のために同じ事件を調べていた青島は、大峰の母が天馬と同じ大学であるという情報を入手。徐々に明かされる事件の真相に事務所のメンバーたちも盛り上がりを見せる中、翔子が現れて「天馬を相手に民事訴訟を起こす」と宣言した。訴訟の内容は、翔子の弁護士資格をはく奪したことに対する損害賠償を請求するというもの。「請求額はたったの1円よ」と言い放った翔子にあぜんとしつつも、青島たちは全力で協力することを決意するのだった。
「これまで翔子と対立することの多かった海崎ですが、今回のエピソードでは天馬に隠れて何か計画を進めている様子。白鳥が目的を訪ねても『僕の野望のため』としか答えません。裏の顔を見せ始めた海崎には、視聴者からも『翔子の敵なの? 味方なの?』『海崎先生が今までにないくらい悪い顔してる』『もしかして誰よりも腹黒い男なのでは……』と驚きの声が相次いでいます」(芸能ライター)
第9話では、天馬を被告とする異例の裁判が開幕。天馬の代理弁護人は、海崎が引き受けることに。一方、翔子は守屋から託された謎のカギを調べるよう青島たちに命じるが、調査を始めた直後に京極とパラリーガルの理恵(安達祐実)が逮捕されてしまう。さらに、馬場(荒川良々)と茅野(三浦翔平)が暴力団に襲われ、翔子は徹底的に追い込まれていく。
「海崎と翔子は元恋人という設定のため、『海崎の行動は翔子のためだと信じたい』『きっと助けてくれるんだよね?』と翔子に有利な展開を望む声も。果たして海崎の“野望”は最終回で明かされるのでしょうか」(同)
いよいよ最大の謎が暴かれる最終回。翔子がどんな方法で真実を導き出すのか、最後まで目が離せない。