「今の絶対アドリブでしょ」 『黄昏流星群』9話、中川家・礼二の突然の審判ネタに爆笑続出
12月13日夜10時から第10話が放送される、佐々木蔵之介主演の『黄昏流星群』(フジテレビ系)。視聴率は6%から7%前後をキープし続けており、第9話では7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
同ドラマは、弘兼憲史の漫画『黄昏流星群』(小学館)が原作となっており、人生の折り返し地点に差し掛かったサラリーマン・瀧沢完治(佐々木)が、旅先で出会った女性・目黒栞(黒木瞳)と禁断の恋に落ちるというストーリー。完治の妻・真璃子(中山美穂)も自分よりはるかに年下の日野春輝(ジャニーズWEST・ 藤井流星)に惹かれていくが、彼は瀧沢家の一人娘・美咲(石川恋)の婚約者。許されない思いを抱えながら、人生に葛藤する男女の姿が描かれる。
第9話では、完治のもとに以前勤めていた若葉銀行から復職の打診が舞い込んでくる。あまりにも突然な出来事のため、銀行で何らかの不正が行われたのではないかと推測した完治。迷った末に同期の井上(平山祐介)に相談するが、井上は「不正の噂なんて耳にしたことがない」と完治の推測を否定した。
そんな中、ニュース番組で若葉銀行の職員が不正融資を行っていたことが報道される。不正に手を出していた職員は、うわさを否定した井上だった。このニュースは、完治の職場である荻野倉庫でも話題になり、井上をよく知る完治はいたたまれない気持ちになってしまう。一方、不正融資の事件を知った課長・川本(中川家・礼二)は、完治のもとに銀行から復職の打診が来ていることに気づき、それを勧めることに。
しかし、荻野倉庫での仕事にやりがいを感じ始めていた完治は、「呼び戻しの話はまだ迷っています」と正直に打ち明ける。すると川本は「ここでの仕事が楽しかったのは、気楽やったからと違いますか?」とつぶやき、銀行には完治にしかできない仕事があると力説。こんな小さな会社で終わる男ではないと、完治の背中を押すのだった。
「川本は完治を説得した後、持っていたラグビーボールを使って審判のモノマネを披露しています。このモノマネは礼二の持ちネタの1つのため、それを知っている視聴者からは『ここでそのネタはズルい』『今の絶対アドリブでしょ!』『ボール持ってる時点でいつかやってくれると思った』『ここに来て全部礼二に持ってかれるとは』と爆笑の声が続出しました」(芸能ライター)
第10話では、川本の言葉を受けて完治が銀行に戻ることを決意。しかし、不正融資の内部調査委員会の委員長を任された矢先、調査対象である井上が自殺を図ってしまう。一方、家を出て行った真璃子は春輝と共に春輝の母・冴(麻生祐未)をホスピスへと送り届ける。しかし冴は、真璃子の献身的な世話に感謝しつつも、「春輝との関係を今日で終わりにしてほしい」と釘を刺すのだった。
「『ここまで来たら最後まで期待を裏切ってほしい』『誰か1人くらいバッドエンドで終わりそう』と注目を集めている最終回。果たしてどのカップルが結ばれることになるのでしょうか」(同)
波乱の連続で視聴者を楽しませていた同ドラマ。最後まで目が離せないストーリーが繰り広げられそうだ。