飲酒運転がバレないように自分の顔を殴った男、「ゾンビ警報」を流した市……今年も失笑! 2018年全米おばかニュース5
5月20日深夜1時45分頃、停電被害に見舞われたフロリダ州レイクワースで、住民の携帯電話向けに、同市が警告メッセージを配信。そこには「レイクワース市とテルミナスにゾンビ警報発令。ゾンビのせいで、7880人の住民に影響が出ています」と書かれていたのだ。ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』が相変わらず人気のアメリカにおいて、「ゾンビ警報」を市が出したことで、一部の住民はパニック。よくよく考えてみれば、テルミナスとは『ウォーキング・デッド』に登場する架空の町なのだが、停電も手伝い、多くの市民は恐怖に震えたという。
レイクワース市はFacebookの公式サイトで、「あのゾンビメッセージは決して意図的に配信したものではない」「なぜ配信メッセージにゾンビのことが記載されたのか、調査している」と弁解。そして「繰り返しお伝えしますが、現在、レイクワース市ではゾンビは活動していません。システムが配信したメッセージについて深くお詫び申し上げます」と平謝りした。停電は27分後に復旧したとのことだが、ネット上では「システムもゾンビ好きなんだな」と笑う人が多かった。
デート相手の車を盗んだ男、盗んだ車で別の女性とデートして逮捕される
7月14日夜、テネシー州メンフィスに住むフェイス・プーはイラだっていた。デートの相手であるケルトン・グリフィン容疑者が、自分の車で迎えに来なかったからだ。車社会のアメリカでは、デートするにも車がなければできない。高校では知り合い程度の関係だったが、ずっと連絡をとっていなかったグリフィン容疑者から突然「一緒に出かけないか」と携帯メッセージをもらったとき、フェイスは当然、彼の車で出かけるものだと思っていた。
フェイスは地元ニュース番組『WREG』の取材に対して「誰が彼を送ったのか知らないけど。車なしで現れたわけよ」と回想。仕方がないのでフェイスの黒のボルボで出かけることにしたものの、グリフィン容疑者は行き先すら「どうしようかな~。どこがいいかな~」と決められない。さらには「葉巻を買いたいからガソリンスタンドに入ってくれ」と言い、フェイスは空港近くのガソリンスタンドに車を滑り込ませた。そしてフェイスが売店から戻ってきたところ、彼女のボルボとグリフィン容疑者が忽然と消えていたのだ。
車を盗まれたフェイスは、母親に連絡して迎えに来てもらった。それだけでも恥ずかしいのに、その後、彼女はゴッドシスター(ゴッドペアレンツの娘)から「ケルトンにデートに誘われた」と聞かされたのだ。フェイスは湧き上がる怒りを抑えつつ、「デートに応じてちょうだい」と指示。ゴッドシスターの携帯電話のGPSで現在位置を調べ、サマー・アベニューにあるドライブイン・シアターで、ボルボに乗ってゴッドシスターとデートしているグリフィン容疑者を発見。警察に通報し、ケルトンは逮捕された。
グリフィン容疑者は2016年にも、レストランで食事した後に強盗しようとして逮捕されたとのこと。フェイスは『WREG』に「長期間刑務所に入ってもらいたいわ。もう二度と口もききたくない!」と、怒り冷めやらぬ口調で語っていた。