元カレたちへの“さよならソング”が大ヒット中のアリアナ・グランデ、直近の元カレにSNSでブロックされていた!
元恋人たちの実名を出したポジティブな“さよならソング”「thank u, next」が記録的な大ヒットとなっているアリアナ・グランデ。同じ元カレをネタにした歌でも、“復讐ソング”を作ったテイラー・スウィフトより好印象だと評判だ。
YouTubeで史上最多の「1日の動画再生数」記録を樹立した「thank u, next」のミュージックビデオには、10月に破局したばかりのピート・デヴィッドソンの塗りつぶされた写真も登場。その写真が貼られたアルバムには、「捨ててゴメンね」「いつまでも愛してるよ」のほかに、「マジ、デカっ!」という言葉が添えられており、「25cmのナニを持ってる」ピートに未練があるのではないかとネット上を騒がせた。
アリアナとピートが交際をスタートさせたのは今年5月。お互い交際していた相手と破局した直後のことだった。ピートは境界性パーソナリティ障害を患っているため、精神的に不安定な彼がアリアナの負担になるとファンの多くが交際に反対。しかし、2人はおそろいのタトゥーを入れるなど一気に燃え上がり、6月にスピード婚約。アリアナの高級マンションで暮らし始め、一緒に子ブタも飼った。2人はラブラブであることを隠さず、公共の場でもキスしまくり。高嶺の花であるアリアナと婚約できたうれしさを隠さないピートには、アンチからの誹謗中傷が殺到するように。ピートが7月にインスタグラムの投稿を全削除したこともあった。
10月に入り、2人は突然破局。元恋人マック・ミラーが薬物の過剰摂取で急死したことを、ファンから「お前のせいだ」と言われたアリアナが精神的に不安定になり、ピートとの関係を白紙に戻したのではないかとウワサされた。一方で、米芸能誌「People」は、「破局は(互いのことをよく知らないのに)先を急いだ結果」だとし、家族や友人らも特段驚いていないと伝えた。
ピートだが、破局後しばらくSNSの更新をストップ。失恋のショックもさることながら、「やっぱり捨てられたな」「お前はアリアナには不釣り合いなんだから当然」という中傷を目にするのが嫌で離れたとみられている。
ピートへの攻撃は破局後1カ月たってもやまず、うんざりしたピートは今月3日、インスタグラムに「オレはずっと口を閉ざしてきた」「それなのに世間はオレを批判する」「ネット上や公共の場で、ずっといじめられてきた」「ヤツらが自殺に追い込もうとしても、オレはそんなことはしない」というアンチへの批判メッセージを投稿。アリアナもインスタグラムのストーリーで、「私はこれからもずっと彼を愛していくわ。私が最近出した曲を聞いて、変な意味に受け取った人がいるなら、それは違う」とピートへの攻撃をやめるよう呼びかけた。
そのアリアナだが、ファンと交わしたインスタグラムのダイレクトメール(以下、DM)で、ピートにSNS上でブロックされたことを明かしたのだ。
アリアナは、モナというアカウントを持つファンに送ったDMの中で、「私がみんなに伝えたいのは、“寛容な気持ちを持とう”ということ。私はピートのことをとても大事に思っている。彼の(心の)健康状態もね。(新曲で)彼を痛めつけようと呼びかけるだなんて。そんな意図はないわ」と説明。「ブロックされているから、実際に彼がSNSで受けている誹謗中傷を目にしたわけじゃないけど。でも、彼を攻撃してほしいなんて願ったことは一度もない。そのことは知っていてほしい。彼のことは心の底から大切に思っているのだから」とつづった。モナは今週初め、TwitterにこのDMのスクリーンショットを投稿。アリアナはこの投稿にハートの絵文字でリプライする形で、自分の送ったDMだと認めている。
破局したセレブが互いのSNSのフォローを外すのはよくあることだが、ブロックはあまり聞かない。そのためネット上では「ピート、やりすぎ」「アリアナがかわいそう」という声が上がっている。
ピートがアリアナをブロックした理由だが、「People」は5日、情報筋の話として「ピートはアリアナをブロックして、“もうオレに連絡してこないでくれ。お前はオレの(心の)健康に悪いんだ。耐えられないから、関わらないでくれ”と伝えた」と報道。これが事実なら、アリアナは別れをポジティブに捉えているのに対して、ピートはネガティブに捉えているということ。2人に大きな温度差のあることが、浮き彫りとなってしまった。
精神状態が心配されているピートだが、米芸能サイト「Usウィークリー」によると、「デートアプリを活用して次の相手を探すまでに回復した」とのこと。失恋の一番の薬は新しい恋という説もあることだし、ぜひとも早く立ち直ってもらいたいものである。