ニック・ジョナスとプリヤンカー・チョープラー、インド映画のような「歌えや踊れや」のド派手な結婚を挙げる
全米のティーンのハートを射止めた三兄弟バンド「ジョナス・ブラザーズ」(2005~13)で、一番人気といわれていた三男のニック・ジョナス。バンド解散後はソロ歌手として活躍し、甘く透き通った歌声と、鍛え上げられた彫刻のようなマッチョボデイで、「新世代セックスシンボル」と言われるようになった。
そんな彼は、若いころからモテモテ。10代の頃はマイリー・サイラスやセレーナ・ゴメスら同世代アイドルと交際し、20歳手前に8歳年上のシンガーソングライター、デルタ・グッドレムと付き合い、3年前には14歳年上の女優ケイト・ハドソンと浮名を流して世間を騒がせた。
そして今年7月に、10歳上でインド出身の美人女優プリヤンカー・チョープラーと婚約。8月にはインドで、ヒンズー教による“婚約式”が行われ、インドの民族衣装クルタ・パジャマからのぞくニックの胸毛が最高にセクシーだと話題になった。
12月1・2日にはインドで結婚式が行われたのだが、これがあまりにド派手だと話題になっている。
米芸能誌「People」電子版によると、ニックとプリヤンカーは1日にまず西洋式の結婚式を挙げた。式は、キリスト教の牧師でもあるニックの父親が執り行い、ニックとプリヤンカーはそれぞれラルフローレンのスーツとエレガントなウェディング・ドレスを着用。ベールは22mもあり、「People」が掲載した空撮写真から、そのスケールの大きさがよく見てとれる。
続く2日には、伝統的なインドの民族衣装を着用し、ヒンズー教にのとった結婚式が執り行われ、その後、文字通り「歌えや踊れや」のサンギートと呼ばれる儀式が開催された。サンギートとは、一般的に出席者全員で歌って踊るものだが、今回は「2人のロマンスを描く、両家のミュージカル対決」になったそう。
米ニュースサイト「TMZ」が、その動画を公開。広い舞台でたくさんの人々が息の合った踊りを披露しているシーンや、大がかりな道具を使った演出、劇的な演出照明など目を引くものばかりで、ニックの兄ジョーが熱唱するシーンもチラッと映し出された。「People」によると、この夜は大がかりな花火が打ち上げられたそうで、まるでボリウッド(インド映画)並みのド派手な宴だったようだ。
どちらの家族がミュージカル対決を制したのかは明かされていないが、終了後の集合写真を見ると、勝ち負けなど関係ないようで、誰もが幸せそうな笑顔を見せている。この結婚式前には、両家対抗クリケット試合なども行われたそうで、両家の絆を深めるのが目的だったようだ。
ちなみに、ニックの兄ジョーは、婚約者で女優のソフィー・ターナーを伴い参列。第18代インド首相ナレンドラ・モディが出席したと報道されている。新婚の2人とWデートしたことがある英国王室のヘンリー王子とメーガン妃も参列するのではとウワサされていたが、残念ながらその姿は確認できなかった。ネット上では、メーガン妃が妊娠中のため参列できなかったのではという臆測が流れている。