「塩撒かれたのによく行けるな」『黄昏流星群』8話、デートに応じる真璃子にツッコミ続出
12月6日夜10時から第9話が放送される、佐々木蔵之介主演の『黄昏流星群』(フジテレビ系)。視聴率は6~7%前後をキープし続けており、第8話では6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
同ドラマは、弘兼憲史の漫画『黄昏流星群』(小学館)が原作となっており、人生の折り返し地点に差し掛かったサラリーマン・瀧沢完治(佐々木)が、旅先で出会った女性・目黒栞(黒木瞳)と禁断の恋に落ちるというストーリー。完治の妻・真璃子(中山美穂)も自分よりはるかに年下の日野春輝(ジャニーズWEST・ 藤井流星)に惹かれていくが、彼は瀧沢家の一人娘・美咲(石川恋)の婚約者。許されない思いを抱えながら、人生に葛藤する男女の姿が描かれる。
第8話では、美咲が密かに交際を続けていた大学教授・戸浪(高田純次)と遂に駆け落ち。戸浪のことを完治の口から聞かされた真璃子は、自分だけが何も知らなかったことにショックを受ける。そして、真璃子が電話やメールで連絡を取ろうとするものの、美咲からの応答はなかった。
美咲を連れ戻すことはできないと悟った完治と真璃子は、翌日、揃って日野家を訪ねて春輝と春輝の母・冴(麻生祐未)に頭を下げることに。すると、美咲の浮気を知っていた春輝は「顔を上げてください」と優しい対応を見せるが、取り乱した冴は完治と真璃子に塩を投げつける。春輝は「僕も悪いんだし……」と美咲をかばうような姿勢をみせ、冴はあまりに聞き分けの良い春輝に疑問を抱いてしまう。
数日後、真璃子は借りていたハンカチを返すため、春輝との待ち合わせ場所にやってきていた。そして、ハンカチを手渡すと春輝から「これからも関係を続けたいです」と告げられる。しかし真璃子は「家庭があるから」と、春輝の思いを拒絶。すると春輝は「最後のお願い、聞いてもらえませんか」と声をかけ、自宅の庭で採れたハーブでハーブティーを楽しむことを提案。そして2人は、つかの間の楽しいひと時を過ごしていた。そんな中、昼寝をしていた冴が目を覚まし、春輝と真璃子が庭で楽しそうに会話をしているところを目撃。驚きのあまり、その場に倒れてしまうのだった。
「冴がいるにもかかわらず自宅を訪ねた真璃子には、『塩撒かれたのによく行けるな』『そりゃお母さんも倒れるよ……』『のんきにお茶してる場合じゃない』と呆れる視聴者が続出。最初は拒んでいた真璃子もいつの間にか春輝を受け入れており、2人の甘い雰囲気が余計に違和感を際立たせていました」(芸能ライター)
第9話では、栞が完治の前からいなくなるシーンからスタート。栞が仕事を辞め、家も引き払っていたことを知った完治は、戸惑いを隠すことができないでいた。そんな中、前の職場である若葉銀行から復職の打診が舞い込んでくる。しかし、今の仕事にやりがいを感じ始めていた完治は、荻野倉庫から離れることに迷いを感じてしまう。
一方、完治と暮らしていた家から出ていくことを決意した真璃子。それを知って驚く完治に、真璃子は「栞の存在を知っている」と打ち明けた。そして、「私も別の生き方をしてみたくなったの」と宣言。家を出た真璃子は、友人の水原聡美(八木亜希子)に頼み込み、しばらく居候させてもらうことに。
「美咲の逃避行をきっかけに、完全にバラバラになってしまった瀧沢家。クライマックスについては、『全く予想できない結末になりそう』『全員ハッピーエンドにはならない予感がする』と様々な憶測が飛び交っています」(同)
いよいよクライマックスを迎える同ドラマ。彼らはこれからどんな人生を歩むことになるのだろうか。