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[ジャニーズ最新言行録]

ジャニーズJr.・Love-tune解散、メンバー震え声で生謝罪……現役・元Jr.にも広がる混乱

2018/12/04 08:00
宮近はじめトラジャメンバーはなにを思う……

 7人組のジャニーズJr.内ユニット・Love-tuneメンバーが来年3月までに“全員退所”することが発表され、ジャニーズファン内外に衝撃が走った。多くのファンが意気消沈する中、ジャニーズの仲間や彼らと仕事をともにした関係者からも驚きの声が上がっている。

 2016年結成のLove-tuneは、安井謙太郎、真田佑馬、森田美勇人、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人で活動。歌やダンスだけでなくバンドスタイルのパフォーマンスも行うなど、人気と実力を兼ね備えたグループとして人気を獲得。現在のJr.界では世代的に近いSnow Man、Travis Japan、SixTONESと同じステージに登場する機会が多かったものの、彼らが参加した今年3月開設のYouTubeの「ジャニーズJr.チャンネル」にLove-tuneは不参加。以降、活動機会が激減しJr.ファンは先行きを不安視している状態だった。

「そんな中、11月30日、Jr.のファンクラブサイト『ジャニーズジュニア情報局』にて、ジャニーズ事務所はLove-tuneメンバー7人の退所を公表。この数カ月間、メンバーと話し合いの場を持つも、『7名それぞれが自分の道を進みたい』という意志が固く、退所に至ったとのこと。安井は来年3月末、森田は今年12月31日が退所日となり、それ以外の5人は11月30日付ですでに事務所を去ったそうです」(ジャニーズに詳しい記者)

 翌12月1日、グループ最年長でリーダー的存在の安井は、Jr.内ユニット・HiHi Jetsの高橋優斗とパーソナリティを務めるラジオ番組『らじらー!サタデー!』(NHKラジオ第1、午後9時台)に生出演。オープニングで、

「昨日の発表で、たくさんの方々にご心配と本当に悲しい思いをさせてしまって、本当に申し訳ありません。僕たちは全員、皆さまが応援してくださったから、ここまでやってこれたと思っております。それもありまして、うやむやにしたくはないという思いもありまして、会社の方とお話させていただいて。昨日のような発表をさせていただくことになりました」

と、緊張しているのか、やや震え気味の声で説明。

「皆さまがいたから、僕たちは本当に夢のような景色、夢のような時間を皆さんに見させていただくことができました。本当にそれはもう、感謝という一言で言い切れないような思いなんですが。本当に僕たちを輝かせてくれてありがとうございます。そして、僕たちLove-tuneに関わってくれた、そして愛してくれたすべての皆さまに、本当に短い言葉で大変申し訳ないんですけれども。ありがとうございました」

 時折、語気を強めて胸中を述べた後、相棒の高橋に「優斗な、気まずいな。ごめんな」と謝罪。また、ファンに向けて「皆さんの声は、僕ら7人全員に届いていました」と、ラジオなどに届いた応援メッセージに感謝を伝えた。

この番組終了後、Sexy Zone・菊池風磨が『らじらー!サタデー!』10時台のパーソナリティとして登場。Love-tuneメンバーと仲が良い菊池は、「出会って10年以上たつ友だちがいるんですけど」と切り出し、

「そんな彼が、というか彼らが次のステージに進むということが決まりまして。彼は今回、きっといろんな葛藤があってね、新しい道を選んだのかな~なんて思ってますけども。まぁ、なんでも話し合う仲なんですけど。僕には今回、そんなに相談がなかったというか。ちょっと寂しかったんですけど、それはそれで彼らしいなというか。そのプライドというかね。なんか、それはそれで僕は背中を押したいなと思ってるんで」

と、個人名こそ出さなかったが、Love-tuneメンバーの退所に言及。「言葉にうまくできない」と、ヒップホップグループ・ケツメイシの楽曲「仲間」を流した上で、「いや~、昨日そいつからメールをもらったんですけど。(中略)返せてないんですよね、そのメールも。なんて言っていいかわからないっていうか。ただこの曲がスゴく浮かんだので。自分なりに咀嚼していけたらなと。まぁ、何より背中を押せたらいいですね」と戸惑いの胸中を明かした。

 最後には「もちろん、次のステージですので、諦めたわけじゃないんですけど」「楽しみにしています」と、旅立つ仲間へエールを送ったのだった。

 現役ジャニーズ以外にも、元ジャニーズJr.からも声が上がり、2015年頃に辞めたアンダーソン・ケイシーは11月30日のTwitterに「私は彼らの前に明るい未来があると信じています」「私は子どもの頃から出会って育ったので、彼らができることはわかっています。彼らに最大の敬意を与えよう」といった自身の思いを英文で投稿。また、今年4月1日に事務所退所をTwitterで報告した“トランピー”こと石田直也も、Love-tuneの退所発表日に「他人事なのに自分のことのように感情が複雑すぎて仕事にならない」「いっぱい悩んで悩んで考えた結果だもんね。受け入れないといけないんだけどなかなかすっと入ってこない」と動揺した様子でツイート。

 このほか、安井主演で森田も出演している映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)の監督・脚本を手がけた宮野ケイジ氏は12月1日深夜、「初主演作公開期間中の発表という重大さを自分含め責任ある大人達は深く胸に刻むべき。彼らは既に腹括り前を向いてるだろう。この映画が新たなフィールドへのはなむけになることを願う」「カッコイイ彼らと映画作りできて良かった。また仕事したい」と、激励の言葉を綴った。

 また、漫画『近キョリ恋愛』(講談社)のスピンオフ作品で、阿部がドラマ初主演を務めた『近キョリ恋愛~Season Zero~』(日本テレビ系)の作者・みきもと凜氏は11月30日午後9時台に「いつか安井さんに、あなたがきっかけでfunnyboneが生まれました、と伝えるのが夢でした。 それから顕嵐くん思い出をありがとうございました。まだ活動してくれるといいな。 オタクと呼べるほど詳しくないけど敬愛しております」と、Twitterで熱い思いを発信。「funnybone」とは、同氏の漫画『午前0時、キスしに来てよ』(講談社)に登場するアイドルユニットで、仕事を共にした阿部だけでなく安井にも思いを寄せた。しかし3日午後6時現在、アカウントは「非公開」設定に切り替わっている。

 ファンはもちろん、関係者からも退所を惜しむ声が出ているLove-tuneメンバー。何らかの形で7人が再集結することはあるのか、今後の展開に注目が集まる。

最終更新:2018/12/04 10:04
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