【テラスハウスレビュー】イケメンIT会社員・聡太の「自意識過剰なデートの誘い方」に戦慄
見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「長野・軽井沢編」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、11月の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。
聡太、また誕生日パーティーで主役に(第38話)
IT系会社員・聡太は、バツイチ子持ちであることが、なぜか自慢の様子。これまで、得意のセリフ「俺、〇〇の歳には子ども生まれてる」を何度か披露し、専門学生・まやの誕生日パーティーでも同じネタで、主役の座を奪うなどしてきた。
今回開かれたプロスケーター・海斗の誕生日パーティーでも、聡太は新メンバーに向かって、バツイチ子持ちであることをサラリと告白。「え?」「初めて聞いた!」と期待通りのリアクションをもらうと、決め台詞「俺、海斗の歳には子どもが生まれてる」を披露した。海斗を指差しながら、なぜか得意げ。
自分以外の誰かが主役の席でも会話の中心になっちゃう罪な男、それが聡太である。
聡太、悩み相談をされるもナゼか自慢話を披露(39話)
大学4年生の優衣ちゃんは、まだ就職が決まらない焦りを聡太に打ち明ける。それを受けた聡太の返しが素晴らしかった。
「俺は(子どもができて)やらなきゃいけない状況になったから仕事し始めたし、仕事をしてるうちに知り合った人から誘われて転職をしてきた」
「俺は今の会社が結構大きい会社だから。普通、大学も行ってないのになかなかは入れないとは思うんだけど、誘ってもらって入れた。履歴書の志望動機は『誘われた』って書いた。自己PRは『顔がいいのが取り柄です』って書いて、ニコニコしてたら受かった」
「だから焦らなくていい」
まったく参考にならない。人の参考になる経験は特にない異端児すぎる男、それが聡太である。