和田アキ子、ボイメン研究生効果で『紅白』狙ってた!? 落選後に取った「意外な行動」とは
11月16日、『第60回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の各賞受賞者と受賞曲が発表された。12月30日に発表される「レコード大賞」は、DA PUMPの「U.S.A.」と乃木坂46の「シンクロニシティ」による“一騎打ち”と予想されているが、「U.S.A.」はカバー楽曲であることから、大賞受賞の要件を満たしているのかと議論が起こっており、乃木坂が昨年の「インフルエンサー」に続き、2連覇を達成するのではないかと注目を集めている。そんな中、「企画賞」をめぐって、ある“ボヤ騒ぎ”が発生していたという。
「レコ大では、『大賞』候補となる『優秀作品賞』のほかに、『新人賞』『歌唱賞』『アルバム賞』など、多くの楽曲やアーティスト、関係者が表彰されます。とはいえ、やはり注目されるのは『大賞』と『新人賞』くらいで、ほかの賞に関しては、例年そこまで注目を集めることもありません」(レコード会社関係者)
今年の「企画賞」の楽曲を見ると、和田アキ子が今年5月にリリースした「愛を頑張って」がエントリーされている。
「同楽曲はBOYS AND MENの研究生とのコラボ楽曲。ボイメン研究生が地方営業なども行う “決死のプロモーション”を展開し、それが奏功してか、オリコン初登場2位を記録。近年の和田は、新曲売り上げの初動が1,000枚割れも珍しくないだけに、この結果は快挙と言えるでしょう」(同)
しかし「企画賞」へのエントリーをめぐっては、水面下でひと悶着があったようだ。
「和田は2016年、『NHK紅白歌合戦』から落選していますが、今年こそはと本気で返り咲きを目指していたそうです。デビュー50周年の節目に加えて、事務所の後輩である鈴木亮平が、現在放送中の大河ドラマ『西郷どん』、綾瀬はるかが来年放送の同じく大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺〜』に出演し、NHKに貢献しています。当選の条件は揃っているように見えましたが、残念ながら落選してしまいました」(テレビ局関係者)
和田は16年に落選した際、ラジオ番組で「NHKだけスクランブルかけてほしい」とふてくされるなどして、関係者の苦笑を誘っていたものだった。そして今年も夢破れてしまったわけだが……。
「そこで和田サイドは、急きょ『紅白』から『レコ大』狙いに方向転換したそう。NHKが『紅白』出演者を発表した11月14日は、TBSが『レコ大』各賞ノミネートの最終選考を行う日だった。長年、TBSで『アッコにおまかせ!』のMCを続けている和田は、同局に掛け合い、それまでの選考でまったく名前が浮上しなかった『愛を頑張って』を、発表前日の土壇場で、『企画賞』にねじ込んでもらったといいます」(同)
和田といえば、過去には『紅白』でも『レコ大』でも司会を務めている大物。そんな和田のなりふり構わぬ行動は、関係者の目にどのように映っているのだろうか。