「子役の方が上手」「演技なんかできるの?」“母親役”に抜てきも批判が上がった女優
12月19日に放送されるKAT-TUN・亀梨和也主演のドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』(テレビ東京)で、本田翼がヒロインを演じることが明らかになった。本田は今作で初めて“母親役”に挑むが、ネット上ではブーイングが飛び交っている。
「同ドラマの原作は作家・東野圭吾氏の小説『手紙』(毎日新聞社ほか)で、これまでも映画や舞台などで実写化されている人気作品。本田が演じるヒロイン・白石由実子は、主人公の武島直貴(亀梨)を支え、後に妻、そして子を持つ母親となります。しかし、まだ20代半ばの本田が起用されたことについて、ネットユーザーは『学生役でもいけそうな雰囲気なのに、母親のイメージなんてないだろ』『カワイイけど、本田じゃ若すぎる』といった反応を見せています」(芸能ライター)
ちなみに、2006年の映画版では沢尻エリカが由実子を演じたが、「当時の沢尻のほうが若かったけど、あっちはまだ演技ができてたから……」「本田は母親役云々の前に、どんな役でも演技が心配」「いろんな意味で、なんで本田をキャスティングしたんだろう?」という容赦ない書き込みもある。
「似たようなケースだと、佐々木希も初めて母親役に抜擢された際、やはり批判されていました。佐々木はアンジャッシュ・渡部建と結婚前の15年、映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』でシングルマザー役に挑戦しています」(同)
佐々木に対しても、ネット上には「美人なだけで、母親って言われると違和感」「モデルとしては最高だけど、女優としては大根」「子役のほうがよっぽど上手でしょ」「母親役、それもシングルマザーの演技なんかできるのか?」といったコメントが殺到。
「ですが、そんな佐々木も17年に渡部と結婚し、今年は第1子を出産。本当に母親となった今、演技にも変化があることに期待したいところです」(同)
そもそも本田や佐々木はモデル出身とあって、女優としての実力がまだまだ追いつかないと考えられる。一方、芸能活動の初期から女優業をメインにしてきたはずの上戸彩でさえ、母親役でバッシングを浴びたことも。上戸が初めて母親の役を演じたのは07年の連続ドラマ『暴れん坊ママ』(フジテレビ系)だが、13年には映画『おしん』で主人公・しんの母親役を務めている。
「12年にLDH社長・HIROと結婚したばかりだったこの時、上戸にはまだ子どもがいませんでした。また、『おしん』といえば貧しい農村出身の娘の物語として知られているだけに、ネット上には『上戸みたいに小奇麗な母親では、貧しさや苦労が感じられない』『上戸に“おしんの母親”は無理がある』といった声が噴出。しかし、翌14年に連ドラ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(同)で“不倫妻”を熱演し、世間を黙らせました。15年には上戸も第1子を出産し、17年の映画版『昼顔』は母親となって出演し、こちらも大きな注目を集めました」(マスコミ関係者)
それでも、女優が年齢や出産経験の有無を問わず、母親役を演じきれたら大したもの。本田は期待値が低い分、由実子役を演じきり視聴者を驚かせてほしいものだ。