「甲斐先生はお茶目すぎない!?」『SUITS/スーツ』7話、織田裕二のモノマネに視聴者爆笑
11月26日夜9時から第8話が放送される織田裕二主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。視聴率は第3話まで2桁をキープしていたが、第4話で8.9%に下落。以降は第5話11.8%、第6話9.5%、第7話9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と推移している。
同作は、全米でメガヒットした『SUITS』を原作とした弁護士ドラマ。主人公の敏腕弁護士・甲斐正午は、約10年ぶりの月9主演となる織田裕二が熱演する。傲慢なエリート弁護士と天才フリーター・鈴木大貴(中島裕翔)の凸凹コンビが、 さまざまな訴訟問題に挑んでいくというストーリーだ。
第7話では、「桜庭リゾート&ホテル」の社長・桜庭庸司(高橋洋)のもとに大手ホテルグループ「KJO」から合併の提案が舞い込む。桜庭から相談を受けた正午は、少しでも桜庭に有利な合併に向けて交渉すると約束。しかし、桜庭から紹介された「KJO」の代理弁護士は、正午と犬猿の仲である木次谷公一(橋本さとし)だった。正午と木次谷は「仲良くやりましょう」と固い握手を交わしながらも、互いに腹の内を探り合う。
そんな中、弁護士を目指している木次谷の息子が、大貴に司法予備試験の替え玉受験を頼んでいたことが発覚。大貴自身が木次谷の弱みだと考えた正午は、交渉の場に大貴を連れて行くことに。大貴は「さすがに僕は行かない方がいいんじゃ……」と尻込みするが、正午はまるでお構いなし。ところが、木次谷との交渉の場には、なぜか「セイント法律事務所」の代表・聖澤敬一郎(竹中直人)が姿を現すのだった。
すると聖澤は、明らかに不平等な合併条件を提示し、交渉を迫ってきた。そこで正午は、大貴に調べさせた横領事件の話を持ち出し、桜庭が有利になるような条件を提出。聖澤は痛いところを突かれたという表情を見せ、「前向きに検討したいと思います」と条件を持ち帰った。しかし、正午が事務所に戻ると、「KJO」のダミー会社が桜庭の株を買い漁っていることが発覚。合併に見せかけた完全な買収だと気づいた正午は、5つ星を獲得予定のホテルを売却すると宣言し、再交渉に持ち込むことに。
「木次谷を恐れる大貴に対し、正午は『君はうちの息子の替え玉をした犯人じゃないか! って向こうが言ってくるのか?』と木次谷のモノマネをしながら反論。意外と似ているモノマネには、視聴者から『甲斐先生そんな声出せるの(笑)』『今日の甲斐先生はお茶目すぎない!?』と爆笑の声が上がっていました。一方、貴はパラリーガルの真琴(新木優子)から替え玉受験の件で疑われることに。『真琴ちゃんの信頼を完全に失ったね』『代表に過去がばれるのも時間の問題かも……』と心配の声も上がっています」(芸能ライター)
第8話では、大手建設会社「烏丸建設」を相手取った集団訴訟が勃発し、原告団462人をまとめることになった正午。過去に行われた第1審で原告団の請求が棄却されていたことを知り、さっそく原告団代表の水原美咲(矢田亜希子)や佐藤鈴子(宍戸美和公)から話を聞くことに。すると、1審で弁護を担当する予定だった弁護士が、裁判の直前にスキャンダルによって廃業に追い込まれていたことが判明するのだった。物語もいよいよクライマックスを迎える様子。大貴の弁護士人生にどんな転機が訪れるのか、目が離せない。