「どう考えてもポチが書いてる」『リーガルV』5話、裁判を逆転させた容疑者母の手紙が話題
11月22日夜9時から第6話が放送される、米倉涼子主演の『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。視聴率は第1話15.0%、第2話18.1%、第3話15.9%、第4話16.5%、第5話15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、高視聴率をキープしている。
同ドラマは、弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉)が「京極法律事務所」を立ち上げ、大手事務所の弁護士に立ち向かっていく物語。小鳥遊はペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)やあがり症の若手弁護士・青島圭太(林遣都)など、“ワケあり弁護士”たちをスカウトし、自由奔放なやり方で法廷を支配する。
第5話で青島が挑むのは、学生ベンチャー企業「トゥモロー」の代表・町村誠(瀬戸利樹)が暴行を受けた事件。青島が弁護する容疑者・武藤正洋(戸塚純貴)は、町村の幼なじみでありトゥモローの一員だった。そして第1回目の裁判では、「正洋から暴行を受けた」という町村の証言から、正洋には実刑判決が下されてしまう。
そんな中、事務所のメンバーに協力を求めた青島は、「トゥモロー」が「ドラゴンユニオン」という怪しげな組織と繋がっていることを突き止める。当時の町村は、友達探しのマッチングアプリを開発しており、トゥモローにとってなくてはならない存在だった。しかし、そんな町村がチームを抜けようとしたことがきっかけとなり、後輩の中西(金子大地)とドラゴンユニオンから脅されていたという。
その後も青島は証拠探しに奔走し、ついに凶器に使われたナイフは中西が購入したものであるという事実をつかむ。さっそくその証拠を次の裁判で提出するのだが、「ただの臆測に過ぎない」と否定されてしまう。そこで青島は、息子の無罪を証明するために戦っていた正洋の母・望(片岡礼子)が自殺する直前に遺したという手紙を取り出す。すると、その手紙に胸を打たれた町村は「本当は中西に殴られた」と証言を改めるのだった。
「青島が手紙を読み上げたことにより、不利に思われた裁判は一気に逆転します。手紙の存在は正洋の父親すら知らなかったため、翔子は青島が捏造したものではないかと追及。青島は『僕は小鳥遊さんとは違います』と否定しましたが、視聴者からは『急に出てきた手紙は何だったの?』『どう考えてもポチが書いてるよね』『すっごい気になる終わり方したなぁ』と疑問の声が相次いでいます」(芸能ライター)
第6話では、不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎(矢部太郎)が「京極法律事務所」に訪ねてくるシーンからスタート。塩見は、高級結婚相談所「ローズブライダル」で出会った女性・藤原夏純(逢沢りな)と共に暮らすため、3000万円の土地を一括で買ったというのだが、後から日当たりも悪く騒音もひどい土地であることが判明。そして、結婚を約束したはずの夏純とも音信不通になってしまったという。
塩見の話を聞いて結婚詐欺に違いないと確信した翔子たちは、夏純を訴えるべく立ち上がるが、「ローズブライダル」からは個人情報の提供を拒否されてしまう。そこで、パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)が「ローズブライダル」に潜入し、夏純の身辺調査を行うことに。
「5話のラストシーンでは、青島が翔子に守屋至(寛一郎)の弁護を託されます。守屋はかつて翔子が弁護を担当していた相手で、翔子いわく彼の裁判は『絶対に負けられない戦い』。視聴者からは『守屋って何者?』『翔子の過去と関係ありそう』と、今後の展開に期待の声が上がっています」(同)
弁護士として着実に成長を遂げている青島。資格のない翔子の代わりに、正義の執行人となることができるのだろうか。