フジ『ドッキリGP』初回2ケタも即「5%台転落」! 「動物虐待」「危険」批判でお先真っ暗?
初回から2ケタを記録し、局内で期待がかけられていたフジテレビ系の新バラエティ『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』だが、11月17日放送の第2回は5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、早くも“半減”してしまった。いまやフジバラエティで2ケタを獲得できる番組の方が珍しいが、『ドッキリGP』以外の新番組も、軒並み大コケしているという。
『ドッキリGP』の放送は土曜日午後8時枠。同枠は、今年3月にご長寿バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』が終了し、その後『世界!極タウンに住んでみる』がスタートしたものの打ち切りに。そして、『ドッキリGP』が急きょ特番からレギュラーに“昇格”し、初回は10.4%と、フジとしては上々のスタートを切っていた。
「初回から視聴率がやや落ちてしまうことは、どの番組にもよくあることですが、それでも一気に半減するのはなかなか珍しい。今のフジは、視聴率が取れないとなると、様子見をせず、すぐに番組の入れ替えようとするフシが強いだけに、このまま視聴率が回復しなければ、早期打ち切りという可能性も浮上します」(テレビ局関係者)
『ドッキリGP』の視聴者からは、シャワーを浴びていると突然天井から幽霊が出現するという企画に対し、「転倒してケガをするというリスクを考えていない」という指摘が出たほか、ねずみを使用したドッキリには「動物虐待では」との批判も飛び交っていた。
一方で『ドッキリGP』の前枠では、佐藤二朗MCのクイズ番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』がスタート。こちらは初回が6.7%、最新の11月17日放送は5.3%と低調だ。
「その他の新バラエティも散々です。所ジョージの新番組『新説!所JAPAN』は、初回が5.2%、10月29日放送回には3.7%という、ゴールデン/プライム帯バラエティにあるまじき、超低視聴率を記録。坂上忍の『坂上どうぶつ王国』も初回9.7%でスタートしながら、10月26日が5.0%、11月2日は5.2%と、早くもジリ貧に。ドラマこそやや持ち直してきたフジですが、やはりバラエティの“不作”はまだまだ続きそうです」(同)
この4つの新番組のうち、最初に“肩たたき”にあってしまうのは、果たしてどの番組になるのだろうか。