福士蒼汰、サバンナ・高橋茂雄、トレエン・斎藤司……“BTS騒動”に巻き込まれた有名人4名
大みそか放送の『NHK紅白歌合戦』の出場者が11月14日に発表された。一時は「初出場するのでは」とみられていた韓国のアイドルグループ・防弾少年団(BTS)だが、“原爆Tシャツ”など一連の騒動が物議を醸す中、あえなく落選。そんなBTS騒動は「日本の芸能界にも影響が及んでいる」(芸能ライター)という。
「女性を中心に世界的人気を集めているBTSですが、そのメンバーが過去に原爆投下シーンがデザインされたTシャツや、ナチス親衛隊(SS)のロゴ付きの帽子を身につけていたことなどが報じられ、国内外で波紋を呼んでいます。そんな中、BTSは13日に東京ドームでコンサートを行い、騒動の内容には触れなかったものの、ファンに向けて謝罪。翌日には、同グループの日本語版公式サイトにも謝罪文が掲載されました」(同)
この件は情報番組などでも取り上げられ、コメンテーターやパネラーとして出演していた芸能人からもさまざまな意見が出ていたが、その発言が大きく取り上げられてしまった者も。
「12日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)ではトレンディエンジェル・斎藤司がBTSと仕事をしたことがあるとした上で、『(彼らは)本当に日本語も上手だし「あぁ好きなんだな、日本のこと」みたいに、僕は、個人的には感じた』などとコメント。これには、ネット上のBTSファンから『斎藤さんありがとうございます。すごく救われました』『斎藤さんがわかってくれてうれしい』といった声が続出しました」(同)
しかし、ほかのネットユーザーからは「あ~あ、斎藤も余計なこと言って首突っ込んじゃった感じだね」「日本語が上手だったら許されるのか」「BTSと交流がある斎藤にこそ、ダメなことはダメと言ってほしかったな」という書き込みが寄せられている。
「翌日の同番組では、BTSに複数の問題が浮上していることについて、北村晴男弁護士が『繰り返しているんだから、一定の意図はありますよ』と批判すると、サバンナ・高橋茂雄が『意図があったんなら、もっとわかりやすくする』と、反論。番組MCの安藤優子アナウンサーが、Tシャツなどのデザイン自体が『不謹慎』と言えば、高橋は『彼らがデザインしたものじゃないと思う』と、指摘しました」(同)
これに関しても、ネット上ではBTSファンが高橋に感謝していたのに対し、「意図がなくても、あらかじめデザインされたものだったとしても、身につけた以上は配慮が足りなかったということ」「それらのデザインで傷ついた人たちの気持ちがわからないのか」といったバッシングが飛び交った。
「一連の騒動において、BTSを擁護した芸能人だけが炎上したわけではありません。BTSの『紅白』内定報道があった時、『許すべきではない』などとツイートした高須クリニック・高須克弥院長には、BTSファンからの罵詈雑言が殺到。“過激派”のファンによって『殺したい』というようなツイートも出たことで、高須氏は警察への通報も検討していました。その後、ある一般ユーザーが脅迫を謝罪し、高須氏は『よろしい。許します』と、受け入れています」(マスコミ関係者)
一方、BTSの問題には一切言及していないのにネット上で注目を集めたのは、福士蒼汰のスタッフが運営する公式Twitterである。
「一部報道によると、BTSの騒動が加熱する中、同アカウントのフォロワー数が急増したとか。一般ユーザーの間でも『すごい勢いで福士くんのフォロワーが増えてる』と話題になっていましたが、これを『BTSの影響』とする声も多かった。というのも、今月6日にBTSの公式Twitterがメンバーと福士の写真を投稿していたため、『イケメンの共演!』と反響を呼んでいたんです。しかし現在、BTSにネガティブなイメージがついてしまっているとあって、一部ネット上では『福士は騒動のこと知らないのかな?』『福士の印象も悪くなるんじゃないかと心配』などと言われています」(同)
とはいえBTS側から謝罪があったことで、騒動そのものは収束に向かいそうだが、巻き込まれた芸能人はどうなるのだろうか。