ジャニーズから異例の通達!? 関ジャニ∞・大倉「迷惑ファン告発」の後追い報道飛び交うワケ
公式携帯サイト「Johnny’s web」内の連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」で、過激な追っかけファンの存在について言及、警告した関ジャニ∞・大倉忠義。駅や空港でつきまとい行為を受けることが大きなストレスになっているという内容はかなり衝撃的で、ファン以外の間でも物議を醸している。そんな中、ジャニーズ事務所は、大倉の告白をめぐって、マスコミにある異例の通達を行っていたという。
大倉は11月8日、「ルールを守らない方達について」とする文章を掲載。すぐにファンの間で話題になり、テレビや新聞などの一般メディアが後追い報道を行った。
「先月はHey!Say!JUMP・八乙女光、また昨年11月にもKis-My-Ft2・玉森裕太が同様に、一部ファンの行動を非難する文章を『Johnny’s web』で書いています。この時ジャニーズサイドは、同件をマスコミがニュースとして取り上げることに許可を出さなかったのですが、今回の大倉に関しては、OKを出した。むしろ“拡散してほしい”といったスタンスなのです。そもそも有料サイトである『Johnny’s web』は、基本的には転載禁止だけに、今回のジャニーズ対応は異例中の異例と言えます」(テレビ局関係者)
この件はスポーツ各紙、テレビの情報番組、さらには“ジャニーズ御用達”とされる「女性自身」(光文社)でも大々的に取り上げられており、大きな話題を呼んだ。
「これまでジャニーズは、こうした過激ファンの問題を公にせず、ごく内々に処理したいという姿勢でした。タレントに対して、どれだけ非道な行為を働いたとしても、相手は一応ファンですし、また、わざわざニュースとして取り上げなくても、タレント本人がサイトなどで情報発信すれば、当事者やほかのファンにも十分に届くと思っていたみたいです。むしろ大々的に報じられてしまうことで、結果的にグループにネガティブな印象がついてしまうのではないかとの恐れから、以前は過激ファンに関する報道は自粛してほしいといった態度だったといいます」(同)
これまでにも、ジャニーズはオフィシャルサイトやファンクラブサイト上では、積極的に一部ファンへの注意喚起は行ってきた。
「しかし、目立った効果は得られなかったのか、今年秋にはKing&Prince、Hey!Say!JUMPの一部ファンが、メンバーの乗った新幹線のホームに殺到し、一般人にも迷惑をかけるトラブルが発生。この時は、グループを問わず、全てのファンクラブ会員に、公共交通機関の利用マナーについて長文のメールが送られてきました。事務所として、この問題に真剣に取り組んでいくという姿勢が伝わってきます」(ジャニーズに詳しい記者)
昭和の時代から、所属タレントやスタッフを悩ませてきた過激ファン問題。今後はメディアや世論の力で、少しずつでも状況が改善されることに期待したい。