「壮大な伏線なの?」『獣になれない私たち』5話、“橘カイジ”を検索する人続出
11月14日夜10時から第6話が放送される、新垣結衣主演の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)。視聴率は第1話11.5%、第2話8.5%、第3話8.1%、第4話6.7%、第5話8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。
同ドラマは、常に笑顔で仕事も完璧な頼れる女性・深海晶(新垣)と、人当たりが良い好青年・根元恒星(松田龍平)が織り成す物語。2人とも表向きでは“良い人”なのだが、晶は周囲に気を使い続けることに疲れ、恒星は内心誰のことも信用していない。「獣のように自由に生きられたら」と、願う2人の偶然の出会いは、現代社会を生きる大人のリアルなラブストーリーに発展していく。
第5話では、「5tap」で京谷と鉢合わせた恒星が、晶と関係を持ったことを匂わせるような発言で京谷を挑発。キレた京谷は恒星を殴りつけるが、恒星は「あんたに俺を殴る権利ある?」と、さらに煽るような一言をぶつける。その様子を見て動揺したオーナー(松尾貴史)は店を貸し切り状態にし、2人に落ち着いて話し合すよう告げることに。
その後、我に返った京谷は恒星に平謝りし「俺みたいなやつが晶と付き合っちゃいけなかった」と、後悔を口にする。そして、恒星に晶のことを譲ろうとするが、恒星は「俺はあの女、好みじゃない」と拒絶。すると、そばで聞いていた岡持(一ノ瀬ワタル)が「2人とも晶さんのこといらないみたい」と口を挟むと、2人は否定することなく黙り込んでしまうのだった。
そもそも晶が恒星の部屋に上がったのは、呉羽(菊地凛子)が京谷に手を出したことがきっかけ。呉羽には橘カイジという名の夫がいるはずだが、恒星がいくら聞いても「検索して」とだけしか言われず、はぐらかされていた。試しに恒星が“橘カイジ”の名を検索してみると、「謎のクリエーター」と書かれた記事が出てくるだけ。一方、京谷の元カノ・朱里がプレイしているゲーム画面にも「Kaiji Tachibana」という表示が現れる。
「橘カイジの名前は第1話から登場していましたが、顔も職業も明かされず謎に包まれた存在でした。しかし、ここに来て急にスポットが当たりはじめ、視聴者の間ではかなりの話題に。『“橘カイジ”でつい検索しちゃった』『呉羽の夫の正体が何よりも気になる』『まさか橘カイジが壮大な伏線だったの……?』と、彼の正体について議論が飛び交っているようです」(芸能ライター)
第6話では、呉羽が恒星と晶をパーティーに誘い出す。パーティーはカイジの会社が関わっているものだったが、恒星は晶との約束を理由に断ってしまう。一方、京谷は朱里を置いてマンションから出て行くことを決めたが、晶には言い出せないままでいた。そんな中、残された荷物の中から晶の住所を探し出した朱里は、「5tap」の近くまで足を運ぶことに。
「ドラマも後半に差し掛かっていますが、呉羽の夫以外にも残された謎は多数。『恒星のお兄さんの件が気になる』『晶の会社は結局どうなるの?』と、目が離せなくなっている視聴者が続出しています」(同)
それぞれの思いがすれ違い続けている晶たち。橘カイジの謎が明らかになる時、晶の身には何が起こるのだろうか。