関ジャニ∞・大倉忠義、ファンの過剰つきまとい行為告白で「裏方に行きそう」と危惧されるワケ
関ジャニ∞の大倉忠義が、公式携帯サイト・Johnny’s webで「ルールを守らない」過激なファンへの警告文を書き、大きな話題になっている。大倉は駅や空港で“執拗に追いかけてくる人たち”の言動に我慢ができず、賛否両論を承知の上でブログを綴ったという。関ジャニ∞メンバーも大倉がつきまとい行為に悩まされていることを把握しており、先日はテレビ番組内で言及したばかりだったが……。
大倉は11月8日更新の連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」内で、自身はメディアに出る「みなし公人」であると前置きしつつ、目に余るつきまとい行為の一例を説明。例えば、番組観覧のある収録では、駅や空港に多くの女性が待機し、「僕達にぴったりくっつくことを目的」とした一部ファンが周囲の一般人に迷惑をかける場面が見受けられるとか。ほかには、カバンの中に物を入れられる、突然手をつながれるといった「身勝手な行動が精神的に辛い」と、胸中を吐露した。
「大倉によると、プライベートで友人と食事をした時にも、いつも駅や空港で待ち受けている人が横のテーブルにいたそう。『これはストーカー行為ではないのか』『ストレス以外のなにものでもない』と、切迫した様子で訴えています。また、公式サイトなどを通じて観覧者を募集している大阪の番組は、収録前日に憂鬱になるほど、疲れや恐怖を感じているとのこと。ルールを守ってくれるファンのことは大切にする気持ちがあるものの、少数のマナー違反者に耐えられなくなり、連載に書こうと決意したようです。最後には『普通の人に戻る方がよっぽど楽だろう』『そろそろ限界だ』と、溜め込んできた思いを吐き出しました」(ジャニーズに詳しい記者)
大倉は詳細を明記していなかったが、大阪で収録スケジュールが公表されている番組とは、6人のレギュラー『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)だろう。実は10月3日放送の同番組では、前述の連載につながるエピソードをメンバーが明かしていた。この日はゲストの女優でモデル・土屋アンナとのトーク中に“ネチネチした人”の話題に発展。丸山隆平が「ブツブツ言っちゃう」と自らネチネチタイプだと認めたところ、「今日も空港でひどかったよな。言うたれ、言うたれ!」(村上信五)「引くと思うで。大倉のファンの子がずっと大倉にベッタリくっついてたんですよ」(横山裕)と、語り始めたのだ。
「丸山が、大倉のファンの行動は『ルールとしてダメなのね』と断った上で、『その子をずっとつけ出した』と横山が丸山の行動を暴露。村上がファン役になり、背後にピッタリとついて歩く様子を丸山が再現すると、その姿の気味の悪さに客席から悲鳴が。丸山はファンの背後で終始ブツブツと何かをつぶやいていたといい、『何を言ってるかというと、「自分の好きな人にこんなストレス溜まるようなことをやってていいのか?」みたいなことを……』と告白。メンバーは明るい雰囲気で一連の流れを話すも、大倉は真顔でうなずいたり、暗い表情を見せていました」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
大倉の連載を受け、ファンの間で同番組の内容が注目を集めており、「連載を読んですぐに『ジャニ勉』の話を思い出した。きっとメンバーみんな知ってて、丸ちゃんは見かねてテレビで言ったんだろう。やってる本人は喜んでるか、それが精神的に大倉を苦しめてるなんて、気づいてないんだろうな」「べったりくっついてくるファンの話のとき、大倉くん全然笑ってなかった。マルも本気で大倉くんがストレス感じてるのか、伝えたかったんだろうな」「大倉くん、つらそう……丸ちゃんの言葉、ホントにそうだよ」と、胸を痛めている。
一方で、最近の大倉は横山とともに10月24日~11月4日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで開催された『関西ジャニーズJr. LIVE 2018 Fall in LOVE~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~』の構成と演出を担当。リハーサルや本番の見学を含め、頻繁に大阪に向かっていたものとみられる。また、7日には大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で行われた冬季限定イベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」の開幕セレモニーに出席。大阪で問題のファンが待ち構えていたとすれば、フラストレーションが溜まってしまうのも、無理はないだろう。
こうした大倉の近況に、ジャニーズファンからは「最近は関西Jr.のコンサートにも参加してたし、これを機に表舞台から退いて裏方で活躍するとかあり得るんじゃないかな」「今回の関西Jr.プロデュースで大倉がそっちに喜びを感じて、ストーカー事件をきっかけに裏方になりたいって思って脱退したらどうしよう」「大倉くん、このままだと裏方に行っちゃいそうな気がする」という危惧の声が上がっている。
「ジャニーズ事務所といえば、先日はかねてよりパニック障害を患っているKing&Princeの岩橋玄樹が、11月初旬から芸能活動を一定期間休止し、治療に専念すると発表。『若い今のうちにしっかりと休養期間を設けた上で治療に専念した方がよいという専門家の意見』を踏まえ、本人やメンバー、関係者で話し合った結果だと説明していました。今の体制のジャニーズならば、大倉の精神的負担を考慮して、仕事をセーブさせるなどの対応をとる可能性もあるでしょう。もちろん、そうならないためにも大倉が被害を打ち明けたのだと思います」(同)
8日、丸山は「関ジャニ戦隊∞レンジャー」の文末に「精神が追いつかないときは、身体も追いついていない。そんなものさ」と記していたが、ファンは「大倉くんに重ねちゃう」「丸山くんのレンジャーも、なんかグッとくる」と、反応している。大倉本人も連載内で自分の気持ちを理解してもらえるのは「同じ境遇にいるメンバーしかいない」とこぼしていただけに、彼らの支えによって仕事を続けてこられたのかもしれない。
大倉の勇気ある告白を契機に、事態が改善につながることを期待したい。