BTS、『Mステ』出演見送りでファンが暴走――高須克弥氏に「許せない!」殺害予告も
11月9日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演予定だった韓国のアイドルグループ・防弾少年団(BTS)が、“原爆Tシャツ”報道を受けて出演見送りとなったことが発表された。同騒動が波紋を広げ続ける中、「過激なBTSファンが暴走している」(芸能ライター)という。
「2014年に日本デビューを果たし、今や世界的人気を誇るBTSは、今回『Mステ』出演のために来日する予定でした。しかし8日、番組公式サイトで『以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると一部で報道されており、番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めてまいりましたが、当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました』と、発表されたんです」(同)
波紋を呼んでいるTシャツとは、原爆投下を肯定するようなデザインのもの。それをメンバーが過去に着用していたという写真や報道が拡散され、ネット上で批判が相次いでいた。
「BTSの『Mステ』出演が予告されると、一部のネットユーザーの間で、局や番組スポンサーへの抗議活動が勃発。こうした声が届いたのか、今回の出演は見送りになりましたが、やはりBTSファンの胸中は複雑なのでしょう。『楽しみにしてたのに』『前日に出演見送り発表なんてつらすぎる』といった書き込みがみられます」(同)
「『Mステ』には失望した」というファンもいるようだが、その中でも過激なファンたちが怒りの矛先を向けているのが、高須クリニック・高須克弥院長だ。
「高須氏は、Tシャツ問題が浮上していたBTSに『NHK紅白歌合戦』出場内定報道が出た際、『これは許すべきではない』などとツイート。この発言が注目を浴び、騒動が拡大したという見方もあって、『「Mステ」に出られなくなったのは高須のせい!』『高須こそ許せない』などと激怒するファンがいるようです」(同)
高須氏は、BTSの『Mステ』出演が見送りになったことを受けて、8日深夜のTwitterで「彼らが真摯に原爆被害者に謝罪するならファンになったのに残念です」といった心境も明かしていたが、過激派のBTSファンの間では「死ね」「殺す」などと物騒なワードも飛び交っている。
「こうした“度の過ぎたツイート”に対し、高須氏は9日、『子供のいたずらだと思いますので反省して謝ったら許します。今日中に謝罪がなければ警察に言い付けます。捕まりますよ』と警告しています」(同)
BTSをめぐる炎上は、沈静化するどころか、ますます燃え広がっている。