「こんな人間性とは」「話がズレてない?」正直な発言で物議を醸したタレントたち
テレビ番組での発言で称賛を浴びたり、時にバッシングを受けることもある芸能人。今年目覚ましい活躍を見せている田中圭は、レギュラー出演している『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系、11月1日放送)で、結婚に関するトークを展開。批判を招くこととなった。
「トークの流れで『結婚の決め手は?』と聞かれた田中は、『僕、授かり婚だったのでいろんな選択があったんですよ』とした上で、『仕事もまだまだしていきたいし、人気もほしいし、もっとモテたい、もっと遊びたい。とにかく、いっぱいありすぎて選べないから、自分が今失って一番嫌なものって何だろう? って考えたときに、嫁だったんで結婚した』と告白。番組共演者は『かっけぇ~』と称賛してましたが、ネット上では『いろんな選択って? 妊娠させたんだから結婚しかないでしょ』『だらしない役がうまいのは素だからか。がっかり』『せっかくブレークしたのに、これからボロが出そう』『こんな人間性とは思わなかった』といった声が噴出。女性人気が高いだけに、この発言が失望につながったようです」(芸能ライター)
しかし、「授かり婚だったのでいろんな選択があった」という発言は、「いろんな選択を断った」という発言をテロップが誤表記したという指摘も飛び交っている。
また、元フジテレビアナウンサーのフリーアナ・高橋真麻は、コメンテーターとして出演中の『スッキリ』(同、9月30日放送)での発言が批判の的に。がん闘病の末に亡くなった25歳女性のドキュメンタリー映像に寄せた感想が「不適切」だと非難されることとなった。
「高橋はVTR後、『このVTR見てて思ったのは、命の大切さと重さ』と感想を述べ、『「毎日が楽しくない」とか「今がツラい、死にたい」とか言ってる方とか、いらっしゃるかもしれない』『でも、こうやって1日でも長く生きたい、一生懸命病気治したいって言っている方がいらっしゃるっていうことを、きちんと理解して“命あるありがたさ”っていうのを、みなさんちゃんと、あらためて自覚できたらいいなって思いました』とコメント。しかし、これに対しネットから反発の声が続出。『うつ病で毎日死にたいと思ってしまうツラさもある』『身体的疾病と心の疾病では重さが違う。不適切発言』『話がズレてない?』と批判が寄せられる事態となってしまいました」(同)
一方で、発言で株を上げた芸能人も。朝の連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)に出演し、ネクストブレーク俳優として名を連ねる志尊淳は、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系、11月2日放送)に出演し、あけすけな本音を語った。
「番組内は“ムカつく女性あるある”でトークが盛り上がり、志尊は、上目遣いをする女、何度もボディタッチする女、タバコも酒も大好きなのに『飲めないんです~』と言う女がムカつくと話し、『自分をかわいく見せたい、みたいな、したたかな部分を感じてしまう』と手厳しく発言したのですが、共演者の坂上忍から『でもめちゃめちゃキレイな人からだったら?』と話を振られると『行きます』と即答。これに出演者は爆笑で、視聴者からも『ハッキリしてて、逆に気持ちいい!』『印象変わったし好きになった』『中性的な顔だけど性格はハッキリしてるんだね。見直した』という声が続出。ぶっちゃけた発言をしたものの、志尊に好印象を持った人が多かったようです」(同)
正直すぎる発言も、志尊のように称賛を得られるのは稀なケース。思ったことを思ったまま発言するようでは、芸能人は務まらないのかもしれない。
(立花はるか)