コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき38
伝説の芸人・横山やすしの“親分”が語る! 元極妻が見た「平成ヤクザ最大のタブー事件」
2018/11/11 16:00
今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。
■中野会会長の本が同時期に2冊
「宮崎学先生が、中野太郎さんと本を出されるそうですが、何か聞いていらっしゃいます?」
編集者さんから聞かれました。しかも、同じく大御所作家の山平重樹先生も、中野さんの評伝を同時期に出されるのだそうです。
「ごめんなさい、ぜんぜんわかんないです。ていうか聞いてないです」
確かにワタクシめは宮崎先生には拙著で解説を書いていただいていますが、ごあいさつを含めて、これまで数度しかお会いしたことがないのです。なので、出版情報を教えていただけることもなく、ましてやこちらから「中野会の会長とご本を書かれたんですか? 山平先生も同じ時期に出版されるのは、なんでですか?」なんて聞けるわけありません。畏れ多いにもほどがあります。
そんなわけで、何も存じ上げなかったのですが、知り合いの記者さんによると、「詳しくはわからないけど、出版時期が重なったのは偶然」だそうです。