KinKi Kids・堂本剛、「犠牲にした時間がいっぱいある」とタッキー&翼の境遇と決断に理解
KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が11月5日深夜に放送され、この日は堂本剛が登場した。冒頭では、先月8日深夜の放送で話題になった「どんぐりガム」の会社からガムや飴など商品が送られてきたことが紹介され、大喜びの剛がガムを噛みながらトークするというまさかの“咀嚼回”となった。
そんな中、あるリスナーから送られてきたのは、「先日、滝沢(秀明)くんがラジオで、『タッキー』の名付け親が剛くんと言っていました」というメッセージ。9月29日に放送されたラジオ番組『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)で滝沢が、「僕が(事務所に)入って間もない時に『タッキー』ってリハーサル室で言ったのが、剛くん」と話し、そのリスナーからは「自分が名付け親だと知っていましたか?」と問いかけられていた。
剛はこれに対して「知ってたというか、人のあだ名ってあるじゃないですか。例えばタッキーが『タキちゃん』だとすると、『タキちゃん』って呼びたくなくなるんですよね。オリジナルな呼び方がほしくなるんですよ」とあまのじゃくな一面を明かした上で、「滝沢……『タッキー』じゃない?」と軽く考えて付けたことを告白。「だから『俺がタッキーって付けたんだよ』って思いながら数十年生きたわけではないですが、でも、『タッキー』って名前を呼んで、『タッキー&翼』になり、『KEN☆Tackey』みたいなのもあり……」と感慨深げ。
しかし、「なんでケンタッキーをたくさん食べてる僕にCMが来ないんだろうって疑問はありましたけど。もっと言わしてもらうと、『タッキーは俺が付けたんだぞ、どうなってるんだよ。カーネル』と、そういう時間を過ごしてはケンタッキーを食べ、先月も食べましたからね」と、なぜかKEN☆TackeyがCM出演したケンタッキーの話題にシフトするお茶目をのぞかせた。
最後には、「でもタッキーも、翼もそうですけど、人生って1回なんでね。コンビっていうところでいえば、同じような境遇がいろいろあって」と語り始めた剛。
「でもやっぱり人生って1回だと思うから。(解散は)ファンの人たちはすごく悲しいかもしれない。でも、彼らだって人の子であり、家族がいて、自分の人生ってものがあるわけ。『タッキー&翼』に対して犠牲にした時間がいっぱいあるわけ。それが良い悪いの話ではなくてね、そういう時間は10代からあって、で、自分の決断を大人として出したんだろうなと思うんですよ」
こう、自身の境遇と重ね合わせるように発言したあと、
「それを尊重してあげる。それもまた人生なんじゃないの? だから、先輩としては2人がどういう道を選ぼうが結果を出そうが、僕は受け入れてあげたいなと思うよね。ファンの人たちも悲しいかもしれないけど、受け入れてあげて」
とメッセージを送ったのだった。
剛からタッキー&翼ファンへの言葉だったが、「キンキファンの自分たちに言われてるみたいでドキッとした……」「これはキンキファンに向けて言ってた?」「なんでだろう、涙が止まらない」といったKinKi Kidsファンからの声も続出。このところ活動休止説が報じられているKinKi Kidsだけに、剛のこの言葉はとても他人事とは思えなかったようだ。
(福田マリ)