橋本環奈、学祭トラブルはなぜ起きた? 「素人運営」批判も芸能人が学園祭に出たい事情
11月3日、橋本環奈が出演予定だった立教大学の学園祭イベントが、トラブルのため中止となった。橋本は当日、屋外のステージでトークショーを行う予定だったというが、参加希望者が殺到したため警察が出動する事態に。ネット上には「素人運営だから仕方ない」といった声も出ているが、毎年、特に有名大学の学園祭に大物芸能人がゲスト出演するのは恒例のこと。そこで、学園祭のブッキングを何度も受け持ったことがある芸能プロ関係者に話を聞くと、世間のイメージとは大きく違った実態が明らかとなった。
「まず芸能人が出演する理由は、ほぼすべてにおいて『ギャラ』でしょう。学校やステージの規模により、足代程度のこともなくはないですが、立教ほどのブランド校であれば、普通の芸能イベントと同程度のギャラが用意されているはず。催しの内容、チケットの有料/無料など差はありますが、橋本クラスなら100万円程度の支払いとなるのでは」(芸能プロ関係者)
立教大では、11月5日にもトリンドル玲奈がゲスト出演すると告知されていたが、こちらは予定通りに開催されたという。
「警察の指導も入り、より安全に開催されると事務所に理解してもらえれば、取り消しになってしまうほどの話ではありません。有名大学の学園祭運営は、プロのイベンター顔負けのノウハウや人脈があり、資金があればイベント会社に一部業務を依頼することも。また、学校によってはお笑い事務所に強かったり、アイドルの人脈が豊富だったりと、“伝統”のようなものもあります」(同)
そのため、今回の事故が学校サイドの“不慣れ”が影響しているというのは、少々的外れな指摘なのだという。
「立教ほどの有名大ともなれば、そこらの学校よりはよほど“現場慣れ”しているはずだし、今回はルールを守らない観客が殺到してしまうなど、想定外のトラブルが重なったという話では」(同)
今回はトラブルに見舞われてしまった橋本だったが、来年以降の学祭リベンジに期待したい。