「そこ省略するか!?」『リーガルV』3話、謎を残したまま終わった裁判にツッコミ続出
11月1日夜9時から第4話が放送される、米倉涼子主演の『リーガルV ~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)。視聴率は第1話15.0%、第2話18.1%、第3話15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁をキープし続けている。
同ドラマは、弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(米倉)が「京極法律事務所」を立ち上げ、大手事務所の弁護士に立ち向かっていく物語。小鳥遊はペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)やあがり症の若手弁護士・青島圭太(林遣都)など、“ワケあり弁護士”たちをスカウトし、自由奔放なやり方で法廷を支配する。
第3話では、京極法律事務所がヤメ検弁護士・大鷹高志(勝村政信)の担当する事件を手伝うことに。大鷹が弁護を担当することになった浅野洋平(桐山漣)は、2カ月前に山の中で死体として見つかった女性の夫だという。事件当日も「夫婦2人で歩いていた」といった目撃情報が相次いでおり、有力な容疑者候補として取り調べを受けていた。
SNSには浅野の顔がはっきりとわかる証拠写真も投稿されていたが、浅野は「その日は新宿で愛人と会う予定だった」と証言。事件当日の浅野は特徴的なパーカーを着ていたことが判明しており、青島たちは同じパーカーを着ている複数の異なる人物の写真を用意した。さっそく、その写真を元に聞き込みを開始したのだが、浅野以外の写真を見せても「この人だった」と証言する人が多数現れ、目撃証言は当てにならないことが判明。
そんな中、浅野は新宿で高校時代の恩師・蟹江光晴(岡本信人)と会ったことを思い出すが、蟹江は「その日新宿にいた覚えはない」と主張。だが小鳥遊は、蟹江が若い女教師と不倫関係にあるという事実を突き止め、「浅野が事件の日に不倫相手と新宿にいた」と証言させることに成功した。そしてその後、専門家の鑑定によってSNSの写真が合成されたものであることが発覚。写真を投稿した男を追求すると、すぐに男は偽造を認め、自分が犯人だと自白したのだった。
「真犯人の自白により浅野の無実が証明されましたが、裁判のシーンはそこで終わり、真犯人の動機や被害者との関係は謎に包まれたまま。視聴者からは『一番気になるところが明かされずに終わった』 『そこ省略するか!?』『微妙にスッキリしない終わり方だな』とツッコミの声が続出しました」(芸能ライター)
第4話では、200億の資産を遺して病死した峰島恭介(竜雷太)の遺産相続をめぐる裁判に挑むことに。遺産は、峰島の一人息子・正太郎(袴田吉彦)が全額相続する予定だったが、突然現れたホステス・玲奈(島崎遥香)が、「自分は峰島の妻だから遺産を相続する権利がある」と主張し始めたのだという。
ところが、玲奈が峰島との婚姻届けを提出したのは、峰島が亡くなる4時間前のこと。それを不審に思った正太郎は、婚姻の無効と相続権の不在を訴え、玲奈相手に裁判を起こすことに。一方の玲奈も、現役ホストのパラリーガル・茅野明(三浦翔平)を通し、「京極法律事務所」 に弁護を依頼するのだった。
「一度はライバル事務所にヘッドハンティングされた大鷹ですが、 紆余曲折を経て京極法律事務所へ。『小鳥遊さんと大鷹弁護士いいコンビだなぁ』『パシリ体質だけどいい人そうだからうれしい』と歓喜の声も上がっており、今後の活躍に期待です」(芸能ライター)
メンバー間のチームワークも少しずつ高まっている京極法律事務所。次回も勝訴を勝ち取れるのだろうか。