坂上忍、ハロウィン騒動で「遊び方ヘタ」と若者批判も「自分は事故を起こしたくせに」と批判
今月30日、俳優の坂上忍が、MCを務めている情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)で、渋谷のハロウィンの様子について「今どきの若い方たちって、遊び方ヘタだなって気がしてならない」と発言。ネットユーザーからは、「渋谷の若者=今の若者って見るのは違う」「批判が的外れなんだよな」といったツッコミの声が噴出している。
毎年ハロウィン時期に乱痴気騒ぎが起こる渋谷。28日未明には、路上に駐車されていた軽トラックが若者たちによって横転させられたほか、痴漢・盗撮などの疑いで5人が逮捕。多くの著名人が痴漢から身を守るための呼びかけなどを行っている。
「坂上はこれら一連のハロウィン騒動について、『気が付けば日本のハロウィンは世界の恥と化した』と批判しつつ、『また若い人にひんしゅく買うかもだけど、今時の若い方たちってね、僕らも散々やんちゃしてきましたけど、なんか遊び方ヘタだなって気がしてならないんですよね』と発言。呆れたような顔を見せていました。しかし、この批判の仕方に違和感を抱いた多くのネットユーザーからは『今とか昔とか関係ないでしょ……。ズレてる』『昔だって、暴走族を組んで迷惑かけてた集団はいたじゃん』という声が噴出しました」(芸能ライター)
さらにネット上からは、「事故を起こすのが遊び上手かよ」「自分が逮捕された過去も“やんちゃ”で済ませるの?」という批判も飛び交った。
「今でこそ“ご意見番”となっている坂上ですが、1995年には飲酒運転をして電柱にぶつかり、その場から逃走。パトカーから追跡された末に、現行犯逮捕されています。それだけに、ハロウィンで羽目を外して騒ぐ若者を批判する姿に『壮大なブーメランだな』という嘲笑も集まってしまいました」(同)
坂上は今年1月にも『バイキング』で当時大相撲の力士だった大砂嵐が無免許運転で追突事故を起こしたニュースを紹介する際、「相撲協会のガバナンスはどうなんだ」と痛烈に批判。自身も飲酒で交通事故を起こしたことがあったために「批判できる立場じゃない」という苦言が寄せられていた。
「今年9月、元・モーニング娘。の吉澤ひとみ被告が、酒気帯び運転によるひき逃げ事件を起こし逮捕・起訴された際には、うってかわって歯切れが悪かっただけに『何も言えないなら引っ込んでれば?』という批判も。坂上自身が過去の不祥事に不自然に触れないことに対し、違和感を覚えるネットユーザーも少なくないようです」(同)
過去の自身の不祥事を棚に上げ、毒舌で物申し続ける坂上に対し、ネットユーザーの嫌悪はますます募ってしまったようだ。
(立花はるか)