関ジャニ∞・大倉&丸山、『関ジャム』で披露した「手紙」に涙したファン続出のワケ
関ジャニ∞が毎回さまざまな音楽アーティストを迎えてトークを繰り広げる音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)。10月28日はクラシック、ジャズ、ポップス界から清塚信也、山中千尋、紺野紗衣と、別ジャンルで活躍する3人の一流ピアニストをゲストに迎え、「3つのジャンルのピアニストの違い」が解説された。
トークコーナー「トークJAM」に出演したのは、司会を務める村上信五のほか、横山裕、大倉忠義、丸山隆平、錦戸亮。そもそもジャンルが違うと“楽譜”に書かれている情報量が違うというが、一般的に「ピアノの楽譜」として知られているのはクラシックの楽譜。そして、ジャズやポップスになると、アドリブで演奏したり、その時の状況に合わせたアドリブを入れる余白をつくるため、楽譜は簡素になるという。
実際、ジャズの楽譜はピアノ初心者が指1本でも弾けるくらいの簡単なもの。それを見たうえでジャズピアニストである山中に演奏してもらうと、複雑に不協和音が絡み合う見事なジャズピアノの曲に生まれ変わり、スタジオメンバーも「かっこいい!」「どういうこと?」と驚愕。そこからは、さまざまな解説とともに、いろんな組み合わせでセッションが行われていき「めちゃめちゃすごいよ!」(村上)「同じ楽器なのにこうまで変わるかってねぇ。いや、すごいわぁ」(横山)と、ゲストを含めたスタジオの全員が絶賛していたのだった。
だが、この後「ジャムセッション」でアンジェラ・アキの「手紙~拝啓 十五の君へ~」(2008)を3人とトリプルピアノアレンジセッションすることが決まっている大倉は、「このあとお三方とセッションなんですよ……これ見たあと嫌やわ……」と苦笑い。
そして、伴奏楽器はピアノだけという中で、歌うのは丸山と大倉のWボーカル。歌う前は緊張した表情の2人だったが、セッションが始まると、大倉はどことなく儚さを含んだ諭すような歌声を披露し、丸山も、優しく全てを包んでくれそうな温かな歌声で魅了した。そんな2人のセッションに視聴者からは「なんか泣けるグッとくるもんがあった」「涙が出た……」「エモすぎる」という声が続出していたのだった。
しかし、やはり今回もまたファンが思いを寄せるのは脱退した渋谷すばるのことだったよう。「すばるに宛てた歌詞かと思っちゃった……」「この曲、なんか7人のこと歌ってるみたいで」「自分たちに言い聞かせているようで、すばるに向けているようにも聞こえる」と感傷的になってしまったという声も多く集まっていたのだった。
(華山いの)