King&Prince・岩橋玄樹、休業発表と同時に『RIDE ON TIME』で語ったメンバーへの思い
フジテレビのドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』が10月26日深夜に放送された。1テーマを密着取材するこの番組で、初めてのテーマに選ばれたのは、今年5月にメジャーデビューしたKing&Prince。「King&Prince~衝撃のデビュー発表からの8ヶ月」と題され、華やかなデビューの裏に隠されていたメンバーのさまざまな苦悩が過去3回の放送で明らかになっていたが、最終回のこの日はテーマは「旅路」。放送終了後、視聴者の間で「泣ける」と大きな話題になった。
奇しくもこの放送直前、King&Princeの岩橋玄樹が、長年患ってきた病“パニック障害”の治療に専念するために11月初旬から芸能活動を休止することを発表。岩橋は先週放送された同番組の第3回「葛藤」でメディアの前ではじめて自身の病を告白し、「いつ治るか分からないし、でもやっぱりそれは自分が一生抱えていくものだと思って。それを抱えた状態でどういろいろ表現できるかっていうのは僕だけの悩み」と語っていた。
ファンの間にも驚きと悲しみが渦巻く中放送された最終回では、今年8月から9月にかけて行われた初めての単独コンサート『King&Prince First Concert Tour』に密着。公演を重ねる中で進化を続けるKing&Princeの姿が映されていた。
Jr.時代のことについて、「答えがわからないようなところでもがいて、ずっとやってきてたから」と語っていた岩橋。中学2年生でジャニーズ入りし、18歳のときにMr.King vs Mr.Princeが結成されて以来、Mr.Princeとして活動してきた。番組の第3回ではJr.時代から特に仲の良かった神宮寺勇太との衝突も描かれていたが、この日の放送で岩橋は神宮寺について「グッズのパンフレットに、『一番自分が影響された人は誰?』って書いてあって、俺がインタビューで書いたやつに“神宮寺”って書いてあったんですよ。なんか恥ずかしいな」と照れた様子を見せ、すっかり仲は修復されていた様子。またほかのメンバーに対する思い入れも岩橋は人一倍強く、「ずっと6人仲良くいたいですね。それだけで絶対パフォーマンスも変わってくると思うし」と語っていた。
番組終了後、視聴者からは「番組見てていろいろこみ上げたけど、玄樹くんがいつ戻っても大丈夫なように5人に頑張ってもらいたい」「やっぱりキンプリは6人揃ってがいいと、改めて昨日のRIDE ON TIME見てて思った!」「いつも以上に涙腺崩壊して泣いた。やっぱりキンプリは6人でこそKing&Prince!」といった声が噴出していた。
岩橋の活動休止は残念なことだが、番組を通じて岩橋の葛藤を知ってきたKing&Princeファンたち。6人揃ってこそのKing&Princeの完全復活を待ちたい。
(福田マリ)