インパルス・堤下敦、活動再開のウラ事情――「コンビ解散はない」と強調するワケ
無期限謹慎状態だったインパルス・堤下敦が、10月23日に活動再開を発表した。2度の交通事故に加えて、妻とは別居中と報じられており、四面楚歌の状況となった堤下だが、このたび活動を再開し、コンビ活動も継続する方向という。
堤下は2017年6月に自損事故、同10月には人身事故を起こしており、所属の吉本は堤下の無期限活動謹慎を発表していた。
「そして謹慎からちょうど1年、堤下は事務所主催の『あなたの街に“住みます”プロジェクト』で、出身地である神奈川県に『住みます芸人』として、活動を再開するとの発表がなされました。しかし、一部では家族とは別居中と報じられており、現在は横浜の実家に身を寄せていることから『単に実家に戻った』という方が正確です」(スポーツ紙記者)
堤下の活動謹慎中、相方の板倉俊之はピンの仕事で堤下をネタにすることもあったが、今後のコンビ活動については明言を避けていたという。
「両者の“不仲”は芸人仲間には知られた話で、板倉は事故に際して解散を強く希望していたんだとか。そもそもは、堤下の方が板倉の性格を嫌っていて、板倉からすればコントを作っているのは自分なのに『誰のおかげで売れたんだ』という思いがあった。そうしたギクシャクした関係は、01年スタートの『はねるのトびら』(フジテレビ系)の頃から始まっていて、解散危機は何度もあったとか。それを周囲が『両方にとって損だから』と、解散だけは踏みとどまるよう説得し続け、今回もコンビ活動は未定ながらも『解散はない』とする形に落ち着いたんです」(同)
堤下は6月の事故の際、記者会見で「運転前に睡眠薬を服用した」と明かしており、精神的に不安定な状態が続いていたことも公に。
「そんな状態の中で話し合ったところで、いい方向には決して進まないと、いまだに両者は今後の活動について相談もしていないようです」(同)
不仲ながら10年以上も堤下との関係を保ってきた板倉だが、最後には相方・堤下を救うのか。今後の展開に注目したい。