V6・岡田准一主演『白い巨塔』、ライバル役は松山ケンイチ――沢尻エリカも出演か
2019年のテレビ朝日開局60周年記念作品として放送されるスペシャルドラマ『白い巨塔』で、主人公の外科医・財前五郎をV6・岡田准一が演じることがわかった。そのほかの出演者は未発表だが、重要な役どころのキャストが、今後随時発表されていく予定という。
「故・山崎豊子氏原作の『白い巨塔』(新潮社)は、これまでにも映画やドラマで実写化されてきた名作。2003~04年にはフジテレビ開局45周年記念ドラマとして、2クール使用した二部構成で放送。この時の財前役は唐沢寿明が務め、そのライバル医師・里見脩二役には江口洋介が起用されていました」(芸能記者)
その後、同作の放送権を獲得したテレ朝は、かねてから企画していた岡田主演の『白い巨塔』の制作を進めていたという。
「しかし、肝心の新潮社から許可が下りず、実現に時間がかかった。というのも、亡くなった山崎氏は主人公の“体格”にこだわりがあったそうで、歴代の財前役には高身長の俳優が起用されていた。唐沢で175cmと言われているのに対し、岡田は170cmとやや小柄。実は昨年の時点から『白い巨塔』の岡田主演については、原作の版元となる新潮社サイドが難色を示していたようです」(テレビ局関係者)
それがこの度、ようやく正式発表へとこぎつけたため、テレ朝も気合が入っている模様。
「今月から撮影も始まっていて、報道されている通り、“5夜連続放送”ドラマとなっています。当初は2~3夜という話だったのが、脚本がどんどん膨らんだ結果、この形になったそうです」(同)
ここで気になるのは、岡田以外のキャストだ。特に終生のライバル・里見役の俳優をめぐり、ネット上でも予想が飛び交っているが……。
「里見を演じるのは松山ケンイチです。それ以外の顔ぶれや配役は、これから年末に向けて順次情報解禁していくそうですが、テレ朝の念願かつ渾身のスペシャルドラマだけに、そうそうたるキャスティングとなっている。女性では沢尻エリカの名前も入っているといいます」(芸能プロ関係者)
放送は来夏を予定しているというが、まずは岡田にまつわる懸念事項を、完全に吹き飛ばすような作品に仕上がることを期待したい。