「こんなに雑な映像久しぶりに見た」『黄昏流星群』の合成クオリティにツッコミ続出
10月18日夜10時から第2話が放送される、佐々木蔵之介主演の『黄昏流星群』(フジテレビ系)。視聴率は初回7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、手堅いスタートを切っている。
同ドラマは、弘兼憲史の社会派漫画『黄昏流星群』が原作となっており、人生の折り返し地点に差し掛かったサラリーマン・瀧沢完治(佐々木)が、旅先で出会った女性・目黒栞(黒木瞳)と禁断の恋に落ちてしまうというストーリー。完治の妻・真璃子(中山美穂)も自分よりはるかに年下の日野春輝(藤井流星)に惹かれていくが、彼は瀧沢家の一人娘・美咲(石川恋)の婚約者。許されない思いを抱えながら、人生に葛藤する男女の姿が描かれる。
第1話では、優秀な銀行マンである完治の姿が描かれた。28年間勤め続けてきた甲斐もあり支店長を任されている仕事人間の完治は、その優秀さゆえに、部下の女性から熱い視線を送られることもしばしば。それでも不倫には一度も手を出すことはなく、仕事と愛する娘だけを生きがいにしてきた。
ところが、順風満帆のように思えた完治の人生に思わぬ落とし穴が。信頼していた専務・守口(春海四方)が起こした不祥事の巻き添えを食らい、出世街道から外されてしまったのだ。28年積み重ねた努力が一夜にして崩れたことにショックを受けた完治は、出張と真璃子に嘘をついて1人でスイスに旅に出ることに。そして、旅先で目黒栞(黒木瞳)という女性と運命の出会いを果たすのだった。
「ドラマではスイスの美しい風景やマッターホルンの映像が映し出されたのですが、そこにたたずむ完治の姿は明らかに合成されたもの。お粗末な合成クオリティに『あからさまな合成で台無し』『せっかく雰囲気のあるドラマなのに……』『もうちょっと合成をうまくできなかったのかな』『こんなに雑な映像久しぶりに見た』と視聴者からツッコミの声が続出しています」(芸能ライター)
第2話では、完治が出向先の食堂で栞と再会。完治は思わず「会いたかったです」と口走ってしまい、栞を戸惑わせる。一方、完治の出張が嘘だと知った真璃子は、浮気を疑って憤りを抑えきれずにいた。そして、庭の手入れでケガした手を手当てしてくれた春輝のことが、頭から離れなくなってしまう。
そんな中、会社では完治の出向が正式に決定するが、完治は家族にそのことを言い出せず、嘘をつき通すことに。沈んだ気持ちで私物を整理していると、栞の方から完治に電話が。直接会って話がしたいという栞の言葉に、完治の心はすっかり舞い上がってしまう。
「不倫をテーマにしたドラマとあって、一部の世代からは『ひと昔前の昼ドラ感が懐かしい』『ベタなストーリーだけどそこが好きだな』『この手のドロドロ恋愛にハマる人は多いはず』と期待の声も。完治や真璃子と同じ40~50代の視聴者の心をつかめるかがカギとなってくるでしょう」(同)
恋愛模様はもちろん、完治の出向先での人間関係も複雑に絡んでくる様子。今後どのようなストーリーに発展していくのか見逃せない。