KinKi Kids、「特に意味はない」と前置きしたラジオ選曲に「すごく意味ある」とファン涙
KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が10月15日深夜に放送され、この日は堂本光一、堂本剛が揃って登場した。
普段は1週ずつ交代でパーソナリティを務めているため、2人が揃うのはなかなかレア。そんな中、冒頭では光一がなぜか堂本剛に「剛」と呼びかけ、その後すぐに「剛くん」と言い直し、早速、「普段は剛って言ってるけど仕事の時は剛くんって言ってるってこと?」「なぜか剛くんって言い直してて可愛い(笑)」とリスナーを喜ばせる一幕があった。
その後、ジャニーズJr.時代にKinKi Kidsのバックダンサーを務めていた風間俊介の話題が出るが、2人は風間に限らず、バックダンサーを務めていた後輩を認識していないことが多いという。剛は「『あれ? 踊ってくれてた?』っていうのが正直なところで。バックの人もコロコロ変わるじゃない」と出入りが激しいためJr.を覚えきれないことを話していた。
しかし、バラエティ番組などでJr.時代のダンスや、誰のバックで踊っていたかなどをよく話している風間。今年7月に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にも出演し、KinKi Kidsの「硝子の少年」(1997)のダンスなどを披露していたが、2人も風間のこうした姿をテレビで見るという。さらに剛が「もう結婚もして……」と切り出すと、光一も「後輩ながら人生のパイセンですよ」ときっぱり。さらに剛が「いろんな番組出てるのたまに拝見しますけど、『成長したな』って。生意気ですけど」と語り、光一も「しっかりしてるしね」と同意していた。
その後は「乾いた唇の皮をベリベリむくのが好き。みなさん結構やりますよね?」というリスナーからのお便りに、リップがあまり好きではないという光一は「唇の切れる感じがちょっと気持ちよかったりしませんか?」と同意。しかし剛は、「アウトですね。俺は切れる感じは嫌やもん。痛いし醤油染みるし」とバッサリ。
さらに光一は「あと、歯医者行って歯茎の根っこあたりをグイってやられてる感じ、ちょっと気持ちよくないですか?」「口内炎ができた時にそこを思いっきり噛む」などというものの、剛の同意は得られず。「基本、ドMなんすよね。度を超えたドMだから、怒るMと書いて怒Mやと思いますよ」「言葉悪いけど変態ですよ」と光一を評した。
そんなように始終クセの話を展開していた2人だが、最後には、「特に意味はないですけど」と前置きしつつ、KinKi Kidsの中で名曲の1つといわれている、剛作詞・光一作曲の楽曲「愛のかたまり」をセレクトした剛。実はKinKi Kids、毎年年末年始に行ってきたドームコンサートを今年は中止に。それにより一部メディアで「KinKi Kids解散説」まで報道されている。そんな中、「特に意味はない」と言いつつも「愛のかたまり」を流したことで、ファンからは「このタイミングで、この曲はすごく意味ある!」「最後この曲で締めってまさに神回!」「流れた瞬間に泣けてきた」という声も聞かれていた。
ファンからの大好評を集めた今回の『どんなもんヤ!』。次週も再び2人で登場とのことで、なにを語るか注目が集まる。
(福田マリ)