『黄昏流星群』、初回平均7.3%で「フジがまたやらかした」と局への批判相次ぐ
フジテレビ系「木曜劇場」枠で10月11日にスタートした連続ドラマ『黄昏流星群』が、初回平均視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠は、7月期に放送していた『グッド・ドクター』が数字、評判ともに良かっただけに、ネット上では「フジが調子に乗って、またやらかした」と、呆れられている。
「『黄昏流星群』は、漫画家・弘兼憲史氏が『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載中の原作から第1集『不惑の星』をベースに実写化したもの。エリート銀行員として生きてきた主人公・瀧沢完治(佐々木蔵之介)は真璃子(中山美穂)という妻を持ちながら、目黒栞(黒木瞳)に恋をする。そして真璃子も、娘の婚約者・日野春輝(ジャニーズWEST・藤井流星)と禁断の恋に落ちる、といった“大人のラブストーリー”です」(芸能ライター)
第1話は、完治が左遷宣告を受けたショックにより、家族に嘘をついて単身スイス旅行へ。そこで栞と出会い、帰国後も運命的な再会を果たすのだった。一方、真璃子は夫の浮気を心配しながらも、何もできない日々を過ごすなか、思わぬタイミングで春輝と顔を合わせる……という展開だった。
「小児医療の現場が舞台だった『グッド・ドクター』は、初回から注目を集めて平均視聴率11.5%の好発進を切ると、主演の山崎賢人の演技も評価され、全話を通して11.2%をマーク。これに対し『黄昏流星群』は、要は“不倫モノ”とあって、それだけで拒否反応を示す視聴者も多いのですが、『これをドラマ化しようと思ったフジが悪い』『「グッド・ドクター」が好評で調子に乗ったか』『「グッド・ドクター」の視聴者層には合わないでしょ。離脱者続出しそう』などと、局への批判が飛び交っています」(同)
「なんでこのタイミングで不倫ドラマを持ってくるかな。まぁ、いかにもフジらしいやらかし方だね」と呆れる者も少なくないが、キャストへの不満も聞かれる。
「中山には、かつて辻仁成と離婚した際に親権を放棄したことや、離婚の背景に自身の不倫疑惑があったことから、『自分は子どもを捨てたくせに、よく母親役ができるよな』『どんな気持ちで出演してるのか知らないけど、気持ち悪いわ』といった声が。一方、黒木にもアンチが多いようで、『せめて佐々木の相手が黒木じゃなかったらなぁ』『黒木ってだけで見る気が失せる』などと言われています」(同)
また、もともと女性人気の高かった佐々木も、元なでしこジャパン・丸山桂里奈が昨年出演したバラエティで“超有名俳優”と交際していた過去に言及した際、そのエピソード内容から「佐々木と付き合っていたのではないか」との疑惑が浮上。
「そのせいで、今や『丸山とのウワサがチラつく』『佐々木さん好きだったけど、丸山の元カレ疑惑でもう無理』と、好感度ダウン。ドラマについては、ほかにも『演出が古臭い』『無駄なトレンディ感が恥ずかしい』といった書き込みが寄せられています」(同)
「木曜劇場」枠は『グッド・ドクター』で約4年ぶりに全話平均2ケタ台を達成したことが話題になったが、フジが完全復活と言われるまでには、まだ先が長そうだ。