テレ朝『やすらぎの郷』続編に風間俊介が出演!? “異例の立ち位置”とジャニーズ事情
昨年テレビ朝日系で新設された『帯ドラマ劇場』で第一弾として放送された『やすらぎの郷』の続編に、風間俊介が出演するという。出演者・視聴者ターゲットともに“シルバー世代層”という意欲作だが「放送期間となる丸1年間、話のメインが常に“高齢者”という状況を打破すべく、ジャニーズ事務所の力を借りることになった」(テレビ局関係者)のだそうだ。
『やすらぎの郷』は老人ホームを舞台として、入居する脚本家や女優など、往年のスターたちが人間ドラマを繰り広げる異色作。脚本を担当する倉本聰氏は「ほとんど実話」として、自身や周囲でかつて起こったドラマを、フィクションとして描いたという。主人公となる脚本家・菊村栄を演じたのは石坂浩二だった。
「来年4月からスタートする続編『やすらぎの刻~道』は、菊村が執筆したシナリオ『道』が映像化されていくストーリー。その中で、若かりし頃の菊村役を担当するのが風間で、放送期間である約1年にわたりずっと出演が続くそう。基本的にジャニーズタレントのドラマ出演は、主演か相手役がメインですが、主人公の”青年期”での連ドラ出演は極めて異例と言えるでしょう」(芸能プロ関係者)
グループには所属せず、舞台にドラマ、映画と役者畑をこれまで歩み続けてきた風間だけに、今回の異例の出演も快諾したようだ。
「今年はTOKIO・山口達也の引退を受けて、9月からは『ZIP!』(日本テレビ系)の月曜パーソナリティも決定しました。ジャニーズの不祥事から発生した枠を、同じジャニーズで穴埋めすることには、少なからず批判が出ていますが、本人はどこ吹く風。飾らない性格や、スキャンダルとは無縁の私生活など、関係者や視聴者からも上々の評判となっています」(テレビ局関係者)
また、ここにきて風間に大仕事が次々と舞い込んでいることには、ジャニーズ自体の“組閣”による影響という声も。
「現在ジャニーズは、次期社長である藤島ジュリー景子副社長が運営全般を管理するようになり、内部スタッフの異動も盛んに行われています。その一環として、所属タレントたちもマネジメントチームが大幅に変更され、これまでとは違ったタレント活動の適材適所が、次々と生まれつつある。風間の帯ドラマ挑戦も、そうした動きの中で生まれたものでは」(同)
作品はすでに撮影がスタートしており、風間の出演についても間もなく発表されるという。「帯ドラ」での新境地に注目したい。