剛力、武井、忽那の「オスカー3人娘」の犠牲? 藤田ニコルに掛かる期待&重圧に心配の声
ファッションブランド「NiCORON(ニコロン)」を立ち上げ、プリクラ機やコンタクトレンズなどのプロデュースや、3年ぶりのスタイルブック『ニコルノホン』(講談社)の出版と、テレビだけでなく幅広い活躍を続けている藤田ニコル。今年20歳を迎え、さらなる躍進が期待されるところだが、周囲からその多忙ぶりに心配の声が上がっているようだ。
9月28日放送の『金曜★ロンドンハーツ 3時間SP』(テレビ朝日系)で行われた、恒例の女性タレントによるスポーツテストに出演した藤田。元「Popteen」(角川春樹事務所)のモデル仲間だった“みちょぱ”こと池田美優も参加し、競技が行われていったのだが……。
「ある種目でみちょぱが好成績を出した後、藤田も挑戦したところ、みちょぱの記録に遠く及ばないことがわかると『来年頑張ります……』と蚊の鳴くような声で深々とお辞儀。女子50m走で6人中4位という結果に終わったときは、『プライベートもクソですし、メンタルがちょっと年々……』と私生活について自虐コメントした後に『これを頑張って、今日終わるじゃないですか。誰に報告したらいいんですか。いなきゃ頑張れないじゃないですか!』と、愚痴っていました。およそバラエティのテンションとは思えない雰囲気だったため、ネット上でも『頭をポンポンしてあげたい』『頑張ったね』といったコメントが上がったのです」(芸能ライター)
自身でもメンタルが弱まっていると自覚している様子の藤田だが、皮肉にも仕事は順調で休む暇もないようだ。
「彼女はバラエティ出演のほかにもアパレルの立ち上げやスタイルブックの刊行など、多岐にわたる活動をしており、それは自分で望んでやっている部分もありますが、所属事務所のオスカープロモーションの事情もある。女優部門が不振のため、彼女を働かせざるを得ないのです」(芸能プロダクション関係者)
一時期、ドラマで主演を次々と務めていた剛力彩芽は、ZOZO・前澤友作社長との交際により、いまやテレビよりもニュースサイトで目にすることが増加。また、剛力とともに“オスカーのゴリ押し”と揶揄されてきた武井咲も、今年3月に第1子女児を出産後、まだ本格復帰の声は聞こえてこない。そして、剛力、武井とともに「オスカー平成3人娘」の1人だった忽那汐里は、現在日本よりもハリウッドをはじめ海外での活動が続いている。
「オスカーには、先日『女優宣言』をした岡田結実もいますが、彼女の場合、自分の言葉で表現した方が秀でるタイプ。台詞はもちろん、感情表現も台本ありきでやるのは向いていない。2014年の全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した高橋ひかるも、『高嶺の花』(日本テレビ系)でコスプレ少女というかなり目立つ役柄を演じていたにもかかわらず、作品自体の低迷からか思ったほどの反響は得られていません」(前出・関係者)
同事務所の“重鎮”的存在・米倉涼子は、10月11日から始まる新ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に主演するが、いつまでも米倉頼みではいられないだろう。綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子、高畑充希と、どのクールでも必ず主役を張れる女優が揃うホリプロと比べると、オスカーのパワーダウンは否めず、今後も藤田の肩にかかる期待と重圧は、ますます強まっていくことが予想される。ストレスが爆発しないことだけを祈りたい。
(村上春虎)