「センターなのに一番人気ない」「卒業でよかった」“人気格差”が露呈した芸能人3組
複数人でタッグやグループを組んでいるお笑い芸人や音楽グループなどによく聞かれる「人気格差」という言葉。誰のファンになるのかは、もちろん個人個人の自由だが、時にそれが残酷な結果を導き出すことがあるようだ。アーティストのPerfumeも、3人の人気格差が揶揄される事態となった。
「事の発端となったのは、今年7月の西日本豪雨です。被害を受け、広島出身のPerfumeが、過去のライブで着用した衣装でチャリティーオークションを開催したところ、出品したドレスの落札額に違いが出たのです。のっちが約250万円、かしゆかが約200万円、あ~ちゃんが約150万。いずれも高額ですが、のっちとあ~ちゃんで約100万円の差がついたため、『露骨すぎる』『メンバー同士は複雑だろうな』といった声のほか、あ~ちゃんがセンターを務めていることから『センターなのに一番人気ない』『一番推されてるのに人気はない……』とのコメントも多く上がってしまいました」(同)
お笑いコンビでも、人気の差はつきものだ。
「2012年から昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の火曜レギュラーを務めてきたオリエンタルラジオは、9月25日の放送中、同日をもって番組から卒業することが発表されました。すると、ネット上では『中田だけ卒業して藤森は残ってほしい』『藤森はうまかったけど、中田は微妙。中田だけ卒業でよかったのに』といった声が噴出。意外な人気格差が露呈してしまいました」(芸能ライター)
人気格差はビジネス上のパートナーに限らない。中尾明慶・仲里依紗夫婦は夫婦間の人気格差が話題になった。
「今年2月、中尾は出演した映画『今夜、ロマンス劇場で』の初日舞台挨拶に登場しました。舞台挨拶では“実現したい夢”をテーマにトークが展開されていたのですが、そこで中尾は、夫婦で歩いていた際に一般人から写真撮影を頼まれたとの話を展開。しかし、その人は仲と一緒に写真を撮影し、中尾はただのシャッター係だったとか。『いつか僕の方だけ写真を頼まれて、仲里依紗がシャッターを押して去られるというのは実現してみたい』と自虐していました。たびたび夫婦格差をネタにしている中尾だけに、このエピソードにはネットから『内心おいしいと思ってそう』という声が見受けられました」(同)
笑いに変えることができればネタの1つとなるが、人気の差が数値として表れてしまうと、モチベーションに影響しかねない。人気者の世界も、なかなかシビアなようだ――。
(立花はるか)