嵐・二宮和也、独自の演技論告白に「やっぱり天才型」「あの演技力!」とファン絶賛
嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(BayFM)が9月30日に放送された。この日の放送では、二宮が“ファミコン名人”の高橋名人になりたかったというエピソードや、ジャニーズの野球大会に関する話題などが展開されたが、そこに台本の覚え方に関する話題もあった。
二宮が8月に出演した『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日本テレビ系)の中で、手術中に音楽をかける医師が登場していたが、これを引き合いにリスナーから「二宮くんは作業するときや勉強したりするときなど音楽をかけますか?」との質問が。これに二宮は、「作業したり勉強したりってときが、もうないからな」としつつ、台本については「俺、基本的には筋しか入れないからさ、ワード入れないから。『こういうふうに言っておけばいいんですね』って。正確には覚えてないから」と、なんと演技をする際、セリフを覚えていないことを告白。「覚えてないんだよね、正確に言うと」となぜかエコーを掛けて強調した。
2006年に映画『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビューし、その前後から演技力が評価され始めた二宮。16年には映画『母と暮せば』(15)で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなどめざましい活躍を見せている。そんな俳優でもある二宮がセリフを覚えないことは意外だが、現在公開中の映画『検察側の罪人』の取り調べのシーンについては、「長いんだもん」と、必死になって覚えたそう。
また二宮は、「でもね。俺、家でやらないのよ。(台本を覚えるのは)帰り道とか。昔から」と、ジャニーズJr.時代に台本は移動時間に覚える癖がついたそう。TBSの緑山スタジオから自宅までが1時間半ほどあるといい、「1時間半あると寝れないじゃん。携帯もないし、時間潰せる漫画とかないじゃん。だから帰り道にずっと読んでたの。それだけあれば、さすがに覚えるじゃん」と暇つぶしの感覚で台本を覚え始めたことを明かした。
「だから今でも帰りの車で(台本を)見るっていうのは、そこからの癖づけなんだろうな。で、覚えられなかったら朝行って覚えるとかっていうのはあるけど」と告白。「でも俺、そんなべらべらしゃべる役とかやらないから困ったこともないし」と、寡黙な役柄が多いからこそ可能な覚え方だと言いつつ、「そういう作業の時は、いろんな音は鳴ってるよね。走ったりとか、ついてるテレビとかの音とかになるけど、気にならないよ」と、どんな環境でも集中して台本を覚えることのできるタイプのようだ。。
「どういう感じになっても気にならないね。感情からあふれ出るものだから。覚えてるって感じ、あんまりないかな」と語っていた二宮。この日の放送にリスナーからは、「セリフ覚えてないって! 天才じゃん!」「ニノの集中力と記憶力凄すぎる……! さすが!」「筋しか覚えないであの演技力って、やっぱり直感の天才型なんだな」という感嘆の声が集まっていた。
(福田マリ)