「感じ悪くない？」「放送事故だろ」テレビで“不機嫌”を晒し物議を醸したタレント4名

　9月25日放送の『火曜サプライズ』（日本テレビ系）のエンディングで、山瀬まみからウエンツ瑛士へ花束が贈られた。ウエンツは10月から舞台の勉強のためイギリスに行くことを表明しており、山瀬はしばしの別れを惜しむかのように、その目に涙を浮かべていたが……。

「8月28日放送の同番組で、ウエンツが留学を発表した際、ネット上では『山瀬、なんか感じ悪くない？』と話題になりました。ほかの共演者らが驚きや寂しさの表情を浮かべつつ、ウエンツにエールを送る中、山瀬は一応“寂しい”とはしながらも『腹が立ってる』などとコメント。『いってらっしゃい』の言い方もなんだか素っ気なく、ネットユーザーからは『冷たいね。性格悪そう』『突然の話に困惑する気持ちはわからなくもないけど、年下の子が夢に挑戦するんだから、快く送り出してあげようとは思わないのか』といった批判が寄せられました」（芸能ライター）

　中には、「ウエンツがいなくなったら番組もどうなるかわからないし、自分のレギュラーがなくなるかもって思ってキレてたのでは？」との指摘もあったが、10月からはウエンツの代わりにヒロミがMCとなり、ひとまず番組は継続するようだ。

「テレビで不機嫌な態度を取った芸能人といえば、やはり沢尻エリカを思い出す人も多いのでは？　2007年の主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で放った『別に』が有名ですが、その前日に出演した情報番組『ラジかるッ』（日本テレビ）でも、“エリカ様”ぶりを発揮していた。沢尻は終始無表情で、MCの中山秀征から『弱点』を聞かれても、『あっても教えません』と、バッサリ。当然、ネット上には『あの態度はヤバすぎる』『仮にも映画の宣伝で出演してるのに、やる気ないの？』などとバッシングが飛び交いました」（同）

　沢尻は後年、当時を振り返って「（自分の）精神状態がおかしかった」などと釈明し、中山にも謝罪して和解している。もともと女優として実力があるので、世間にも現在は受け入れられているようだ。

「一方、16年に放送された『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で不機嫌そうに振る舞ったのは、板東英二。バイきんぐ・小峠英二が挑戦した企画で、眠っていた板東を起こしたところ、坂東は企画について聞いていないと主張し、小峠の頭をいきなり引っ叩いたんです」（マスコミ関係者）

　坂東はすぐに「ごめんね。寝起きが悪かった」と謝罪していたが、ネット上では「台本通りだったとしてもドン引き。でも、あれは素で怒ってたっぽいよね？」「坂東って別に需要なくない？　それなのにテレビに出させてもらってるんだから、バラエティの企画にマジギレとかするなよ」などと反感を買っていた。

「今年、関ジャニ∞からの脱退とジャニーズ事務所退所を発表した渋谷すばるも、15年の主演映画『味園ユニバース』の宣伝で『ズームイン！！サタデー』（日本テレビ系）に出演した際、ネットユーザーから『なぜ朝からこんなに不機嫌な態度なんだ』と、非難されました」（同）

　渋谷は、番組でクイズを出題されるも10秒間沈黙したままで、正解が発表されてもほぼリアクションを見せず、「放送事故だろ」とネットを騒然とさせた。

「さらに、その後の屋外での放送は寒かったのか、渋谷はフードをかぶって首をすくめ、コメントを求められてもぶっきらぼうに答えるのみで、『朝から気分が悪くなった』『いい年した大人の男が、恥ずかしいと思わないのか』といった批判が噴出。渋谷は“人見知り”で知られており、ファンによると『通常運転』だったようだが、そのキャラクターを知らない視聴者にとっては衝撃的な出演シーンでした」（同）

　渋谷も反省したのか、数日後のイベントではマスコミに直筆メッセージが配布され、そこには「表に立つ人間として恥ずかしくない行動をとっていきます」と、つづられていた。あれから3年たち、渋谷はグループを離れて1人でやっていくと決断したからには、まず人見知りも克服できていると信じたいが……。