閲覧注意のTravis最恐体験、SixTONESはセブン-イレブンとコラボ!【Jr.チャンネル週報】
ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月20日~26日公開の動画をチェックします!
Travis Japan、お化け屋敷で取り乱す
9月20日更新分は「Travis Japan【閲覧注意】怖すぎるお化け屋敷…廃ベッドに拘束(前編)」。Travis Japanメンバーが、その業界で「日本一怖い」と言われるお化け屋敷「ネグルシ」を体験するロケ企画だ。こちらは「いわくつきの廃ベッドに2人1組で寝かされ、その後拘束される世界初の歩かないお化け屋敷」とのことで、説明を聞いた松倉海斗は「縛られてるから逃げようがない」と、顔を引きつらせる。さっそく受付へ向かうと、“万が一用”の紙おむつを発見して怯えるメンバー。時間の都合で「ネグルシ」体験は2人だけといい、誰になるのかはゲームによって選出するという。宮近海斗が「(川島)如恵留くんは意外とビビリさん」と名指ししたところ、吉澤閑也も「押入れの中から……」と煽り、「誰かの家泊まろう、今日俺絶対」と、早くも泣きそうな川島。宮近も苦手な部類だと話していたが、「二者択一の質問をして答えが多数派なら勝ち抜け」のゲームを行うと、その宮近が一足先に「ネグルシ」体験者に確定し、2人目は川島に決まった。
ちなみにこのゲーム中、中村海人は何度か1人だけ後ろに回って解答を記していたのだが、まさか背後からメンバーが書く様子をチラ見して多数派に合わせているのでは……? と、ついつい疑ってしまった。こうして、もっともお化け屋敷がダメなコンビと思われる2人が出発した一方、待機組は音声だけを聞いて2人の帰りを待つことに。川島は説明の映像を見ている時点でビクビク、宮近も目がうつろで、今にも倒れるのではないかと心配。外の待機組もビックリするほどの大きな音が鳴った後、川島&宮近はベッドに手足を拘束されたのだった。
部屋が暗くなっていまい、近づいてくる何かの物体に対して、宮近は「ねぇ、なんで~!? ゴメン、マジゴメン……ゴメン、ゴメン、ゴメン」と、とにかく謝罪。川島も「なんかゴメンナサイ! 何もしてないけど!」と同調して謝り、しまいには「ヤバい、左足つった!」と、パニックで体がおかしくなっていた。見守る5人は大爆笑しつつ、お子ちゃまな松田元太が「これ絶対無理、マジ無理! マジこわ!」と、当たり前のように吉澤の膝の上に乗る場面も。かたや、チェンソーを持ち出したお化け(?)には「危ないよ! 怪我する!」「バカじゃん!」(宮近)と、冷静にツッコむ余裕も見られた。
ここで「ネグルシ」は終了となり、川島は「助かった~!」と安堵。目の焦点が定まっていない宮近は、カメラに向かって「コレハ……ダレガ、タノシイ?」と、カタコトで問いかける。一気に緊張の糸がほどけたのか、川島も「額の汗がヤバい」「ライブでもこんなにテカテカしないのに。ホントに怖かった~!」と、開放感たっぷりにコメント。メンバーと合流後、吉澤が「終わらせようとしてるけど、こいつがまだ行くらしいんで」と冗談で松田を押し出すも、「ネグルシ」プロデューサーのマイケルティー・ヤマグチ氏は「もうやらせるしかないでしょ」「まだ悲鳴が足りない」と、追加体験を許可。
なんと残る5人もチャレンジする展開となったが、7人グループのため、宮近の指名で中村&松田ペア、吉澤&松倉ペア、七五三掛龍也のみが単独行動に決定。いつも可愛らしいアイドル顔を保っている七五三掛ですら、必死の形相で「1人は無理だよ、ホントにヤバいって、1人は!」と、訴えかけていた。次回予告では、暗視カメラの映像が別の意味で恐ろしい吉澤の姿、恐怖のあまり失神状態の松田と、衝撃的なシーンが登場。最後に吉澤が歌唱する爽やかなエンディングソング「叫べ get a happy TIME」が流れ、曲名も相まって妙にシュールだった。再生回数はタイトルの「閲覧注意」が効いたのか、公開から8日で16万台と、いつものTravis Japanよりもハイスピードで数字が伸びている。
SixTONES、走るロケにセブンコラボと大忙し
このチャンネル始動後、5グループ内で最も好調な再生回数を稼いでいるSixTONESは、「SixTONES【ランニングアート】走った軌跡でアートを描く!」(21日)と、「SixTONES【超低カロリー】セブン-イレブンのおでんで1000kcal超えたらドボンゲーム」(24日)の2本が配信中。1本目は「RunGraph」なるアプリを使い、走った軌跡でアートを描くランニングアートに挑戦している。京本大我、ジェシー、高地優吾と田中樹、森本慎太郎、松村北斗の2チームに分かれ、京本たちはジャニーズの「J」で、田中らはSixTONESのメンバー数である「6」をチョイス。京本チームは途中で東京・麻布の高級住宅街に迷い込んでしまうも、割りとキレイな「J」を描いて勝ちとなった。
2本目は、「セブン-イレブン・ジャパン」提供のプロモーション動画。「セブン-イレブンのおでんで1000kcal超えたらドボンゲーム」という、テレビ朝日のバラエティにありそうな企画に6人で取り組んでいる。勝負の内容は、21種類の具材から順番に1品ずつ選び、合計1000kcalを超えた時点の人が負け。1巡するごとにジャンケンで順番を決め、勝ち残った5人はおでんを食べ放題だとか。高地は「生きてきた中でカロリー計算したことない」と、大半の女子から反感を買う発言をサラリと言ってのけ、共感を示すジェシー、田中、京本たち。「1度選んだおでん具材は2度と選べない」とのルールもあり、1人目のジェシーが定番の「味しみ大根」を選ぶと、大ブーイングが巻き起こった。
ジェシーの大根が約8kcalを判明すると、「俺ら500品くらい食えちゃう」(田中)「おでんって、そんなヘルシーなんだ!」(高地)などと衝撃を受ける6人。次の高地は「濃厚絹厚揚げ」をとり、厚揚げ好きな森本は「お前ふざけんなよ!」とブチ切れたほか、田中も「なんかわかんない、これメンバー嫌いになりそう」と、「1品しか選べない」ルールに不満げだった。京本が「極太スパイシーソーセージ」をセレクトした時も、外野は大騒ぎ。松村が「これ出すカフェがあったら、行きつけになるわ」と、出汁のおいしさを再確認すると、ジェシーは「まぁ、それがセブン-イレブンにあるので、ぜひセブン-イレブンで」と、ちゃっかりPR。
以降も各々が他人の選んだ具材を羨ましがり、計6品を食べ終えた段階で約435kcalに到達。2巡目に入り、計9品で約666kcalと発表されたが、ここから1品ずつのカロリーは非公開となった。「さつまあげ」を食べた田中は「正直ナメてた。こんな美味い?」と喜び、ジェシーがこめかみを指差して「お前、血管出すぎてハチキレそうだよ」と、指摘。確かに、体がやせているだけに頬骨も気になってしまい、「田中は1品ずつと言わずもっと食べて!」と思いながら見守っていた。3巡目は松村、高地、ジェシーが次々とクリア。4人目、「味しみがんも」をとった森本は「まぁ俺、がんもみたいな顔してるしね。バカヤロウ!」と、自らノリツッコミを入れて周囲の笑いを誘った。
いよいよドボンの危機が迫る田中は「いわしつみれ」でもアウトにならず。「俺がセーフとかどうこうより、こんな(17品)食って1000超えないの?」と、いかにおでんが低カロリーかをアピール。6人目の京本は、普段さほど食べないという「味しみちくわぶ」を選択するも、ようやくドボン。田中が未発表分のカロリーを読み上げた結果、18品で計1082kcalだった。「ダイエット食にはもってこい」(森本)「知らない人多いんじゃない?」(田中)と驚きの声が漏れたように、「Jr.チャンネル」は女性視聴者や、体形を気にする若い世代が多いだけあって、宣伝効果は抜群だろう。
実際、コメント欄は「樹はちゃんと低カロリーを推さなきゃいけないのわかってるね。セブンにおでん買いに行こうと思った」「セブンの提供動画うれしすぎる! おでんのおいしさがダイレクトに伝わって、今すぐおでん食べたくなった」と、好意的な感想が寄せられている。再生回数はランニングアートが16万台、セブンコラボが20万台(28日時点)。
東京B少年・佐藤龍我の可愛さに大注目
22日は「東京B少年【大流行】そろりそろりゲームで暴露話も!」(再生回数は28日までに18万台)。人気上昇中のお笑いコンビ・チョコレートプラネットが考えた「狂言そろりそろりゲーム」に、岩崎大昇を除く5人が挑んだ1本。「お題に対して○○り○○りで答える」「『ポンポン』のリズムに合わせて1人ずつお題を言う」といったルールで進み、3回のミスで失敗談や内緒話を暴露する罰ゲームも決まった。過去のゲーム企画「ワードウルフ」(6月23日配信)「ドゥビドゥバドゥゲーム」(8月4日配信)で何度も失態をさらしている佐藤龍我は「全然上手くいかない」と嘆きつつ、「頑張ります」と宣言。
最初は「テレビ」(佐藤)→「ピカりピカり」(藤井直樹)、「カメラ」→「カシャりカシャり」(浮所飛貴)、「椅子」→「ドスりドスり」(金指一世)、「ダンス」→「おどりおどり」(那須雄登)と順調に続いたものの、那須が指定した「机」に対して、佐藤が「ドスりドスり」と返し、2度目の利用とあってアウトに。その瞬間、佐藤にベタベタと触れてからかう浮所の“中学生ノリ”に、筆者は胸がキュンとしてしまった(1分55秒頃~)。「例によって龍我が下手くそ」(那須)とわかったところで、ゲーム再開。以降は「粘土」を受けて、那須が「よすりよすり」と謎のワードでつまづき、「歩く」と聞いた金指が「ドスりドスり」と不釣り合いな表現を使った。
概要欄によれば、今回のゲームを「やりたい」と言い出したのは那須だったが、張本人は「ハンガー」→「ヨロりヨロり」で二度目のアウトに。罰ゲームが近づく中、「暴露なんて嫌だよ、俺。いっぱいあるもん、だって」と、意味深発言をしたわずか数秒後に、3度目のアウト。観念した那須は「僕の恥ずかしいことは、コンサート中での出来事です」「衣装のチャック、3分の1くらい開いてました。ほとんどの公演」と、自らの過ちをカミングアウトした。なんでも「シャツが絡んじゃうクセ」があるといい、親に「開いてたよ」と言われて気づいたそうだ。
ここで、お題とアウト数をリセットして2回戦に突入。「遠足」のうまい返しが思い浮かばない佐藤が、笑顔と手の動きで誤魔化そうとしたが、メンバーから総ツッコミを食らい、ストップ。この時の、佐藤の表情とリアクションが異様に可愛く、ファンならば絶対にリピートしている場面だろう(5分53秒頃~)。愛嬌たっぷりの姿は見ているこちらも癒やされ、正直言って、筆者はすでに少なくとも10回は繰り返し見ている。しかも、テンションがおかしくなった佐藤は、直後の「そろりそろり、ポンポン」のかけ声で、やたらとクネクネ。「本」のパスに「開き開き」と、「○○り」で当てはめない天然ぶりも発揮した。
5人は段々と慣れてくるも、7分26秒頃には浮所が初のアウト。リズムよく楽しんでいた那須は「椅子」→「座り座り」のあとに、「こんにちは!」と突然の挨拶を挟み、「ほんっとにミスった今。『日本』って言おうとしたの」と、言い訳も。その後は、罰ゲーム目前の佐藤が「騒ぎ騒ぎ」と、再びのルール無視で3アウトを達成。佐藤が暴露した秘密は、「コンサート中、髪が崩れちゃったんで。ちょっと、スプレーを……金指くんに言わないで使ってました」というもの。「え~」と棒読みで驚いた金指は「いや~、もう全然オッケーで~す!」と、気前よく許可したが、「だいたい、一緒の(舞台)袖にいるんだけど、結構ほぼ毎公演使ってる」(浮所)「俺も見たことあるもん」(藤井)と常習犯だったことも暴露され、エンディングとなったのだった。
HiHi Jets・トリックアートに大興奮
23日は「HiHi Jets【不思議】トリックアートを楽しもう!」(再生回数は28日時点で9万回)。9日と16日配信分で高尾山へ登山に出かけた5人だが、今回は「高尾山トリックアート美術館」を訪れている。おそらく、登山と同日に行ったロケとみられるが、着ている衣装が異なるほか、ヘアーセット、メンバーの表情からして、とても登山をした人たちとは思えないほどキレイ。もしや、日帰り温泉の「極楽湯」でも立ち寄ったのか……? 動画の内容はというと、目の錯覚を使った不思議なアートを存分に楽しむメンバーの姿が盛りだくさん。男子中・高校生の遠足に同行した気分になれる1本だった。
Snow Manが女性に変身! 深澤の写真は爆笑必至
26日の動画は「Snow Man【イケメンは美女になる?】メンバーたちが女性に大変身!」で、顔変身アプリ「FaceApp」を使ったお遊び企画。このアプリは真顔で写真を撮るといろんなアレンジができるそうで、性別をも変えられるとのこと。始める前に、岩本照は「やっぱりイケメンじゃないと美女に変換されないんじゃないか?」と、疑問点を口にした。ひとまず、「美女になりそうなメンバー」の予想では、渡辺翔太に2票が入る一方で、深澤辰哉には誰も投票せず。本人が「待って、俺(を指差した人)誰もいなくない?」と気づいた途端、5人は手を叩いて大笑いした。1番手は支持率が多かった渡辺。男性らしい骨格はそのままながら、宮舘涼太いわく「客席の二列目辺りにいそう」な雰囲気に仕上がった。
真顔がすでにイケメンの阿部亮平は、アプリの加工で程よい化粧が施され、いつもより柔らかい目元にチェンジ。口元もピンク系の愛らしいリップに変わり、「女性」と言って写真を見せても疑われないレベルだ。タイプだったのか、渡辺は「高校の時に、もし同じクラスにいたら告白してる」と、デレデレ。過去、コスプレで女装に挑戦したという佐久間大介に対しては、深澤が「あれ、マジブサイクだったよ!」と、今になって本音を吐露する一幕も。ところが、アプリを通した写真を見た一同は「可愛い」と絶賛し、「全然アリだよね」(深澤)「デパートの1階の化粧品売り場の店員さん」(渡辺)と、キレイ系に変わった佐久間を褒めまくった。
宮舘はくっきりとした目、すでに赤みのある口元はさほど変わらず、「“護身術習ってるお姉さん”って感じ」(岩本)との意見や、「強そう」の声が続出(くノ一のコスプレとかが似合いそう)。こうした感想を受け、宮舘本人は「俺、変わらないんだ。じゃあ俺、両方いけるんじゃん」と謎の自信を持ち、佐久間が「両刀? 両刀?」と確認。宮舘は小さくコクリとうなずいていたが、これを機に何かに目覚めてしまうのだろうか……? また、先ほどから女性の印象を述べている渡辺は「こう見えて、イタリアンとか行きそうな雰囲気出てるけど、意外と結構1人で焼き肉とか行っちゃう」「強めのOLって感じ」と、コメント。筆者は彼の絶妙な“たとえ芸”にハマってしまい、早くも残り2人の批評が楽しみになってしまった。
紫やシルバーをミックスした短髪の岩本は「このまま変換されたら、おばあちゃんみたいになる」と、心配(確かに髪色は美容アドバイザー・佐伯チズ似)。渡辺が「この間、ジャニーさん(ジャニー喜多川社長)に『髪色おじいちゃんみたいだね』って言われてた」が明かし、岩本も「『じぃじ』って言われてる。ジャニーさんから」と、ほっこりエピソードをさりげなく投下した。加工後は、モデル・冨永愛を彷彿とさせるビジュアルだったが、「これはさ、詐欺だよ」(深澤)「俺みたことある、これ!」(佐久間)と、イマイチな反応。ここはぜひ、渡辺の分析を聞きたかった……。
佐久間が「これで全員撮ったか?」とわざとらしく問いかけると、すでに後ろの鏡で前髪を調整中だった深澤が「撮ってねーよ! 俺が撮ってねーよ!」と、ダミ声でブチ切れ。撮影係の岩本は「ふっか、収まるかな?」と“顔デカ”をイジり、ようやく真顔で撮り終えると、「女形、結構やってますから」(深澤)と『滝沢歌舞伎』の経験に胸を張った。加工を待つ間、岩本が「ふっか、パーツキレイだから」「色も白いし」とヨイショすると、自ら共感する深澤。しかし、表示された写真を目にしたメンバーは大爆笑した上に、「いや、これキツくね?」(渡辺)「化粧下手かよ」(佐久間)と、暴言連発。
口紅がやたらと“昔はやった系”の濃いピンクだったこともあり、渡辺は「もうね……全然よくない!」と、心底ガッカリしていた。「しっかりオチつけてくる」(宮舘)と笑われた通り、最後の「ジャニーズJr.チャンネル チャンネル登録よろしく」の告知画面でも、“女装・深澤”の写真が使われており、スタッフにもイジられる始末。最終的に宮舘は「だからさ、男に生まれてよかったよね」と、フォローを入れたのだった。最初の投票時点で誰からも期待されていなかった深澤だが、予想を上回る衝撃的な“女性の姿”は、ぜひ多くの人に見てもらいたい。再生回数は公開後2日で11万台となっている。
(中村チズ子)