「整形なんてしない!」と言っていたジゼル・ブンチェン、完母の代償として豊胸したことを告白
2002~16年まで「世界で最も稼ぐモデル」の座に君臨していたジゼル・ブンチェンが、来月発売する自叙伝で豊胸手術を受けたことを告白し、話題騒然となっている。
米芸能誌「People」電子版は現地時間9月26日、10月2日に発売されるジゼルの自叙伝『Lessons:My Path to a Meaningful Life』のプロモーション・インタビュー記事を掲載。
ジゼルは、2人の子どもたちにそれぞれ1年半ずつ授乳したことで乳房がしぼんでしまったと説明し、「私は常に体形を称賛されてきた。自分が持っている以上のものを期待されているような気分だった」「だから気弱になってしまったの。運動や健康的な食事は自分で意識してできるけれど、子どもたちが右より左の乳房を好んで飲むのはどうしようもないことだったから。ただただ(授乳後の乳房を)左右対称にしたかっただけなの。これ以上、自分の乳房に関して、あれこれ言われたくなかったのよ」と、豊胸手術は究極の選択だったことを吐露した。
子どもたちが右よりも左の乳房を長時間飲んだ結果、左の乳房が極端にしぼんでしまったというジゼル。これは“母乳育児あるある”なのだが、体が商品のモデルであり、「ブラジルが誇る美乳」として名高かったジゼルとしては、乳房がしぼんだ上に、左右のバランスが悪くなった乳房をどうにかしたいと、悩みに悩み抜いたのだろう。
ジゼルは豊胸手術を終え、麻酔から目覚めた直後から「私ったら、なんてことしちゃったのかしら」と後悔したという。「自分が知っている体じゃない」と嘆き、「気持ち悪くて仕方なかった。手術してから最初の1年間は、体形が見えないように、わざとダボダボの服ばかり着ていたわ」とも明かした。
ジゼルは、米国民的アメフト選手トム・ブレイディとの間の長男ベンジャミンを09年12月に、長女ヴィヴィアンを12年12月に自宅のバスタブで出産。自然分娩で、産後は母乳育児に精を出し、米ファッション誌「Harper’s BAZAAR」のインタビューで「“生後6カ月間は完全母乳で”を世界共通の法律にすべき」と熱弁。インスタグラムに仕事の準備中に授乳している姿を投稿するなど、母乳育児に強いこだわりを見せてきた。
しかし、母乳育児は決して楽なものではなく、モデルとして大きな犠牲を伴うものだったことが今回判明。「どんな君でも僕は愛しているよ。どんな君でも美しいし」というトムの言葉に励まされたそうだが、ジゼルは複雑な気持ちを抱えていたようだ。