広瀬香美、独立騒動は決着せず!? 前事務所が倒産危機で「元スタッフから怨みの暴露」も?
今年5月、突然Facebook上で「事務所移籍」を宣言した広瀬香美。これまで所属していた「オフィスサーティー」から、「広瀬香美」名義での活動は認めないと通告されるなど、泥沼の争いを繰り広げていたが、8月には、広瀬が新事務所の公式サイトで「円満な解決」を報告し、騒動は収束したかに見えた。しかし、この騒動によって職を失うこととなった人間が続出しており、このまま“決着”とは言い難い状況のようだ。
オフィスサーティーの平野社長は6月、広瀬の移籍宣言を受け、記者会見を開催。広瀬が今年2月、突然「会社の代表印を渡してほしい」などと言い出したこと、また、簡単に渡せるものではないため、しばらくは話し合いを続けていたものの、広瀬が突然弁護士を立てたため、その後、本人と直接話せなくなったことなどを明かしていた。
「広瀬の言い分は、近年売り上げが下がっているのは事務所の責任であり、会社の経営権を渡してほしいというものだったそうです。そして、それが認められないとわかると、今度は『ダメなら独立する』と言い出したとのこと。オフィスサーティー側としては、双方が納得いくまで話し合いを続けたかったそうですが、その最中に、広瀬はSNSで突然移籍を宣言してしまった。これが騒動のあらましです」(スポーツ紙記者)
しかし、8月に広瀬は「円満解決」を宣言している。広瀬とオフィスサーティーが、無事に和解したと捉えられるが、「実際のところ、事務所側は納得していないようだ」(同)という。
「オフィスサーティーは、もともと広瀬のために設立した事務所だったため、所属タレントは彼女のみ。その広瀬が出ていったわけですから、事務所にとっては大打撃ですよ。しかも広瀬としては、前事務所側にお金が渡ることがどうしても許せないのか、平野氏が社長を務める『広瀬香美音楽学校』も今月で閉校、さらに前事務所が管理しているファンクラブも閉鎖する意向のようでして、近く同社は倒産するものと見られます」(同)
こうして、前事務所や音楽学校のスタッフといった、片手ではきかない人数が、路頭に迷うことになりそうだという。多くの人の恨みを買うことになりかねない広瀬だが、前事務所関係者は次のように語る。
「社長も会見で話していましたが、素の広瀬は手がつけられないほどのきかん坊で、20数人ものスタッフがクビになったり、自ら退職しています。また広瀬は、とある自己啓発セミナーに傾倒しており、周囲の人間に対して半ば強引に参加を呼びかけるなどして、困惑されていました。さらに近年はファン離れも深刻で、コンサートは毎回、数百枚単位で、スポンサーやパトロンなどにチケットを買ってもらっていたんです」
広瀬にはこうした“イメージダウンになりかねない話”が、いくつもあるという。それをいつ暴露されるかもしれないリスクを背負っているといえるかもしれない。なお、オフィスサーティーに、現在の広瀬との関係について問い合わせをしたが、和解に合意しているためか、「お話しすることはありません」と、回答はなかった。
現在、コンサートツアーの開催を発表している広瀬。手痛いしっぺ返しを受けないよう、前事務所との関係を築いてほしいものだが……。