吉澤ひとみ容疑者、「ドラレコ」で窮地? アップフロント関係者が激怒で救いの手絶望的か
9月6日、酒気帯び運転とひき逃げで逮捕された吉澤ひとみ容疑者。その後の警察発表で明らかになった飲酒量や事故当時の状況により、吉澤容疑者は、関係者からも見限られつつあるという。モーニング娘。20周年というメモリアルイヤーに発生した事件だけに、事態はより最悪の方向へと進んでいるようだ。
吉澤容疑者は6日に逮捕、翌7日に身柄を送検された。同日、供述にあいまいな点が多いことなどから、10日間の勾留が決定し、16日に期限を迎えたものの、17日から最大10日間(26日まで)の延長が決定。今後も取り調べが続いていくと伝えられている。
「逮捕直後は、『素直に取り調べに応じている』といわれていた吉澤容疑者ですが、飲酒量を正直に述べていないのではないかという疑惑が浮上。また、現場から立ち去った理由を『周囲に車が多く、停止できなかった』と説明していたものの、『フライデー』(講談社)が公開した、事故の瞬間を撮影したドライブレコーダーのデータを見ると、ほかの車はほとんど走っておらず、駐停車中の車もなかったことが判明しました。さらに事故の目撃者による制止も振り切っています。こうした点から、現在ではメディア関係者の間で、『芸能人が起こした事件の中でも、かなり悪質』と言われるようになっています」(週刊誌記者)
吉澤容疑者は、アップフロントグループの芸能プロダクション「ジェイピィールーム」に所属しているが、アップフロントはもともと「タレントに甘い」と、業界内で指摘されていた。そのため、吉澤容疑者にも、温情的な措置が取られるのではと見られていたが、現在では契約解除が濃厚との向きも出てきた。
「『少しでも同情の余地があれば、契約解除は見送ろう』といった空気が、アップフロント関係者から消えたような印象です。飲酒ひき逃げ事故を起こしたことはもとより、よりによって周年イヤーの最中というのがよくなかった。モー娘。は、昨年9月14日に結成20周年を迎え、今年9月13日までが、いわゆる“周年イヤー”と定義されるのですが、つまり、周年イヤーの最後の最後に愚行を犯してしまったわけです。結果的に、グループ全体のイメージに大打撃を与えてしまうことになりました」(同)
今月22日から12月にかけて、モー娘。は恒例の秋ツアーを行う予定だが、「現役メンバーたちも、OGが大事故を起こした直後とあって、ナーバスにならざるを得ないでしょう」(同)という。
「近年、メディア露出が減っていた吉澤容疑者ですが、今年いっぱいはすでに決定している仕事がいくつかあったようです。それも、20周年イヤーで現役グループの露出が増えたことによる恩恵だったとみられ、それを自らの手でふいにしてしまった。しかも取り調べに対してあいまいな供述をしているとあれば、事務所が怒るのも当然でしょう。当初は救いの手を差しのべようとしていたアップフロントも、このまま吉澤容疑者から手を引く可能性も濃厚となったのでは」(芸能プロ関係者)
もうこれ以上、悪質な事実を隠蔽していないことを信じたいものだが……。