今井翼、ジャニーズ退所のタイミングは「公開ナシ」!? 滝沢秀明との“取扱格差”
突然のグループ解散と「引退&退所」が発表されたタッキー&翼だが、今後の活動もわずかながら残されている滝沢秀明に比べて、今井翼は退所の報告すら、現時点では予定されていないのだという。去る者には厳しいスタンスで知られるジャニーズ事務所だが、組織の健全化が進められる現在でも、その部分に変わりはないようだ。
滝沢は来年以降、裏方に専念すべく、年内で芸能活動を引退する。一方で今井については、持病であるメニエール病の療養のため、本人がこのタイミングでの事務所退所を決断したことから、「書類上の手続きが終了次第、近々に退所」すると発表された。すでにジャニーズでの活動予定はないというが、退所時期は明言されていない。
「関係者によると、今井は公の場に登場どころか、今後、退所に際してメッセージを発表することさえ予定されていないそうです。つまり、ファンもそうですが、我々メディアも、今井がジャニーズを去ったことを、本人や事務所から伝えられることもないということです」(テレビ局関係者)
滝沢、今井とも、発表に際してはスポーツ紙だけの合同インタビューを受けているが、メディアでの扱いは滝沢が中心。グループの解散に加えて、芸能活動から完全引退ということで、ニュースバリューは今井より上との判断も考えられるものの、ジャニー喜多川社長がジャニーズのコーポレートサイトに掲載した文章からも、扱い方に格差がみられた。
「ジャニー氏は来年以降、自分の業務だったジャニーズJr.の育成を、滝沢が受け継ぐ決意をしたことについて『私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています』とコメント。かたや、ジャニーズを退所することになった今井については、一切触れられていませんでした」(同)
また、正式には発表されていないものの、滝沢は現時点で、恒例となりつつある年末のディナーショーのスケジュールが確保されているのだという。
「いわゆる“最後の公の場”となるだけに、チケットはプラチナ化必至でしょう。メディアの取材も入り、さぞ大々的に取り上げられることでしょうが、今井については、そうした機会が一切残されていない。退所は本人が希望したこととはいえ、それでも何らかの措置が取られても、不自然ではないはずなのですが。また、今井の退所を知る手立ても事務所からの公式発表は望めず、『週刊文春』(文藝春秋)などのアンチジャニーズメディアの報道に頼るしかありません。ファンが希望する形の『退所報道』とは、かけ離れていることでしょうね」(同)
タッキー&翼の解散は9月10日で、発表が行われたのはその3日後だった。いまだにジャニーズオフィシャルサイト・Johnny’s netには、タッキー&翼のページが残されているが、すでにグループは解散しているため、2人の個別ページが用意されることも考えられる。そのページが消えたときが今井の退所となるのかもしれない。解散の「事後報告」はファンの間で大炎上していたが、今井の退所に際しても、再び同じ悲劇が起こってしまうのだろうか。