ジャニーズJr.、KAT-TUNファンから“ファンサ”めぐり批判噴出! 謝罪文掲載の事態に
8月4日のマリンメッセ福岡公演を皮切りにスタートした『KAT-TUN LIVE TOUR 2018 CAST』。8月29日~30日には愛知の日本ガイシ スポーツプラザ ガイシホールで公演が行われたが、バックダンサーを務めたジャニーズJr.の言動に関して、一部KAT-TUNファンが問題視しているという。
2016年3月に田口淳之介がグループから脱退し、充電期間を経て今年1月1日より再始動したKAT-TUN。活動再開後、初のアルバム『CAST』(7月18日発売)を引っ提げ、8月4日~10月21日まで8都市を回るツアーを開催中だ。そんな中、バックダンサーとして先輩のステージに華を添えている宇宙Sixの松本幸大が、公式携帯サイト・Johnny’s webの連載「宇宙に6Chu~」(9月10日更新)で、名古屋公演での出来事に言及。なんでも、客席に「すごい目に入ってくる団扇」があり、注目して見てみると、「Jr.の集合写真のせて! お願い by無所担」といった要望が書かれていたとか。
「この“無所担”とは、どのユニットにも入っていないJr.のことを意味します。うちわを持っていたファンは宇宙Sixではなく、グループ未所属の影山拓也、森継亮太、渡辺大輝らのファンということでしょう。そのファンに松本が目を向けると、『OK!?』とジェスチャーをしてきたため、松本はグーサインで『わかったよ』と合図したとか。『まぁその子と約束したってわけですよ』と、出来事を振り返り、ツアーについている全Jr.12人の集合写真をファンクラブ会員限定コンテンツにアップしていました。もともと、ツアーが終わるまでに“載せられたらいいな”と思っていたところ、うちわのリクエストを受けたため実行を決めたそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
さらに、松本は「あの時団扇を持ってた子! ちゃんと約束守ったゾ」と、連載を通じてメッセージ。自分たちを応援する人はもちろん、それ以外のJr.ファンにも幸せな気持ちを分け与えたいと、彼なりのサービス精神で掲載に至ったようだ。
しかし、こうした松本の対応をめぐって、賛否両論が噴出する事態に。Jr.ファンの間では「約束を守ってくれる幸大くん、さすが」「Jr.の集合写真ありがとう。無所担の方もうちわで訴えてくれてありがとう。良い写真が見られた」「松本くん、アイドルの鑑で感動してる。宇宙Sixすごいな。うちわ出した方、よかったですね」「うちわのメッセージ見てWebに写真載せてるの好感度上がる」と、高く評価する声も出ているのだが……。
「一方で、KAT-TUNファンは『失望した』『やりすぎ』という手厳しい一言をはじめ、『うちわに応えたい気持ちはわかるけど、私も! って思う人絶対いる。これ以上、KAT-TUNコンサートにJr.ファンの変なうちわを増やさないで』『先輩のコンサートでファンのうちわに応えます、ってことだよね? 呆れた。先輩のコンサートであって、あなたが主役じゃない』『KAT-TUNのコンサートは、松本くんがファンと伝言ゲームをする場所じゃない。ファンを焚き付けてどうするの。迷惑』などと、怒りを露わにしています」(同)
また、松本は同連載記事において、9月4日に35歳の誕生日を迎えた中丸雄一のために用意されたバースデーケーキと、宇宙Six・山本亮太を写した「山本withバースデーケーキ」の1枚も公開。これについても、「バースデーケーキ、中丸くんでさえ載せてないのに」「中丸くんのために用意されたケーキ、誰の許しを得てKAT-TUNを差し置いてWEBに載せてるの?」という怒りの声も。これら写真は、Jr.のファンクラブ会員のみが閲覧可能のため、「この写真をJr.のファンクラブ限定で公開する意味がわからない」「Jr.ファンは中丸くんのバースデーケーキ見れるのに、KAT-TUNファンが見れないってどういうこと?」と、愚痴が漏れてしまった。
「騒ぎが松本の耳に入ったのか、ジャニーズ事務所から注意が入ったのかは不明ですが、14日夕方には、公演中のファンとのやりとりや、『ちゃんと約束守ったゾ』と特定のファンにアピールする部分が削除されました。現在、末尾は『気分を悪くさせてしまった方もいたようなので、文章を少し変更させて頂きました。申し訳ございませんでした』と、謝罪文に変わっています。松本にとっては露出の場が少ないJr.や、そのファンを思った上での行動だったのかもしれませんが、今回は裏目に出てしまいましたね」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
確かに、Johnny’s web登録者なら誰でも閲覧できる場所で前述のエピソードに触れれば、指摘が出たようにJr.ファンの“お願いうちわ”が増える可能性も考えられるだろう。配慮に欠ける内容を書いた松本は当然のこと、WEBの運営サイドもユーザーに寄り添い、波紋を呼ぶ記述の掲載には十分気をつけてもらいたいものだ。