コラム
[THE筆跡鑑定ファイル]
1年ぶり活動再開の元AKB光宗薫、体調や今後は? プロ筆跡鑑定人が“芸術家気質”を指摘
2018/09/12 15:30
――今回は、ボールペン画の個展での復帰ということですが。
牧野 香取さんの文字にも多くみられていましたが、(8)自分流に変形する文字を書く人は、特異な才能の持ち主であることが多いです。光宗さんは、「月」や「門」の形が特徴的です。また、今の若い人に珍しく、ハネをしっかり書くタイプですので、非常に粘り強い面を持っているでしょう。作風を見ると、気が遠くなるような作業を異常ともいえる集中力と根気で完成させていることがわかります。
――そういえば、吉岡里帆さんもハネの強いタイプでした。
牧野 はい。ただ光宗さんの粘り強さ、根気は、吉岡さんのような優等生タイプの責任感の強さとしての出方ではなく、自分の興味や関心がある世界の一点へ集中されるようです。
■芸能活動よりも自己表現を選ぶタイプ
――芸能活動への復帰を待ち望むファンも多いと思います。今後の活動の傾向はどうでしょうか?
牧野 光宗さんの気質から考えますと、芸能活動よりも、「自分を表現する」ことを優先させるのではないでしょうか。芸能活動が、自己表現に結び付けばやるでしょうし、彼女の考える自己表現の場のない芸能活動は行わないのではと思われます。
――優先順位が決まっているのですね。
牧野 そう思います。ですから、彼女の言動には迷いがないのでしょう。周囲の目を気にせず、自分のやりたいことをやる、シンプルな生き方だと思います。
牧野秀美(まきの・ひでみ)
筆跡鑑定人。筆跡アドバイザー・マスター。筆跡心理学をもとにした鑑定と診断を行う。著書に『自分のイヤなところは直る ~名前を書くだけ~』(東邦出版)
・ほっかいどう筆跡鑑定研究所
最終更新:2018/09/12 17:46